うわああああああ

2008年2月6日
『うわあああああ、あああああ』

旧友の家に遊びに行きました。
旧友の誘いで埼玉県三芳町へ行ってきたの。
友人は最新の分譲地に住んでいてすごく便利な環境の中にいる。

友人の計らいで
手話サークルに聴導犬サミーの宣伝し、三芳町役場の福祉課にも
聴導犬の宣伝(紹介)していただきました。
その町役場は引っ越ししたばかりで新しい建物でしたよ。

もともとは友人の家に遊びに行くこと。
早速友人の家へ。
友人はこれから6歳になるMちゃんと3歳のI君がいます。
保育園に預けているから
サミーを連れて迎えに行こう。

外には園児がワーワーキャーキャーと遊んでいます。
すごいカン高い声。
サミーを見るなりに柵越し触りまくる。
そのMちゃんも触っていた。
子供たちが一気に話しかけてくる。
しかもカン高い声で。。。
私は一生懸命に子供たちの口を読み取る。
年長の子供の方がよく分かる
サミーは幾つと聞いてきたので9歳だよ。
僕6歳、4歳と次々と返ってくる。


MちゃんとI君を連れて家に帰る。
その時までは子供たちは騒がなかった。

事件は起きた。

サミーが何気なくI君の顔に近づいた。
I君は3歳。
背丈といえばサミーの方が背が高い。
初めてサミーと目線があって
「うわあああああ、ああああ」
大粒の涙。
友人はそんな息子の心配せず、ただ
げらげらと大笑い。

それにつられたのか
Mちゃんも
「こわいよおおおおおおおおおおおおおおおお」
友人は
大丈夫だよ。かわいいよ。

しばらくは子供たちは
サミーとの距離を置く。
Mちゃんは距離を置けば大丈夫。
しかし、I君は距離があってもサミーと目が合えば
「うわあああああ、あああああ」

I君は人見知りするようですが、私にはすぐなついた。
みんなでおやつを食べていた時のこと。
ビスケットチョコの包みを開けて半分食べたものを
奪い取って食べてしまったI君。
そして、その包みを開けてとせがむ。
はいはいと次々と包みを開けてあげる。
最後に残った2包みはちゃんと私に残して渡してくれました。
ありがとう。

Mちゃんは
私と遊ぼう。
私は大のテレビゲームオンチ。
スポーツゲームは得意けど、テレビゲームはどうしても。。。
そのことをMちゃんに説明したら
Wiiがいいよ。簡単だからと
強引に一緒に遊ばさせられた。
意外とイケるじゃん。

Mちゃんと仲良くなったところで
サミーにも慣れて欲しいなと思ったのね。
サミーはもちろん私の傍にいる。
Mちゃんは怖がりながらもサミーの周りを通る。
しかし、サミーは襲ったりしないことを理解すると
避けることなく通り過ぎる。
大丈夫だなと思ったところで、ドッグフードをあげてみる?と聞く。
「怖いな。咬まない?」
「咬まないよ。手のひらの上にドッグおやつを乗せてそのまま差し出してごらん」
サミーは優しく食べる。
Mちゃんは感動して、大丈夫じゃん。
「もっと頂戴。あげたいから」
2-3個あげてから
サミーを撫で始めました。
かわいい。

それを見た弟のI君は
サミーの目が合っても
「うわああああ、ああああ」は叫ばなくなった。
距離もだんだん短くなっても大丈夫になったが、
1cmという至距離はまだ無理。

最初の時の比べて
MちゃんとI君はサミーに慣れてきた。
子供の反応を見てすごく楽しかった。
少しずつ子供の心理の変化が見られたから。
Iくんがサミーを撫でられるようになるまでと思ったけど
タイムアップ。

少しずつ慣らして行こうね。
今度会うときは撫でられるようになるといいな。
Mちゃんはサミーのことを信じたから撫でられるようになった。
I君はまだサミーを信じていないから怖いという気持ちが先行しているが、
最後に記念写真を撮った時は少しずつ近づくことができたから
それでいい。
一歩ずつ慣らして行こうね。

MちゃんとI君は友人の顔瓜二つ。
すごい。
旦那の顔は???
コーダでとてもかわいい。
Mちゃんはちゃんと使い分けていましたよ。
保育園では普通に声でしゃべりますが、
ママや私に話すときは声なしで手話のみで話します。
すごっ。
もうすでに頭に言語のスィッチができている。
そうそう、私の携帯が鳴った時
わざわざ携帯が鳴ったよって教えてくれる。
友人曰く、教えていないそうですよ。
子供たちが聞こえないことを理解して自発的に行動しているようです。
その意味ではサミーと同じだな。
だってサミーもコーダ犬だもん。

犬との暮らしはどういうものか?異文化に触れると感性豊かになれます(^^♪ワクワクを毎日あなたに届けて、楽しんでいただければと思います(^^♪