見出し画像

そんなこんなで一歩踏み出したNPO

2023年2月に(お酒片手に)キックオフミーティング。とりあえずその日が設立日。立ち上げメンバーは3人。子どもが大好きな地域の子ども食堂のボランティアリーダー。公園の隣に住んでいて、そんな立地を活かして、自宅でゆくゆくは育児支援の活動をしたい、という町内会若手役員。フリーで業務委託の仕事を請け負いながら、福祉関連の事務所でバイトもしている、この中で最年長、だからの代表。

フォーカスしたい活動は、実はばらばら

困っている子どもたちのために何かしたい、育児(やっぱりまだまだママ)のお手伝いをしたい、地域の異文化ルーツの子どもたちのサポートをしたいと、方向性は微妙に違う。けど、核となるのは、「こどもたちの応援隊」になること。

「今日もちょっぴりいいことがあった。明日もちょっぴり頑張ってみようかな」と思える日が増えるように、微力ながらお手伝いできればいいな、ぼちぼちやっていこう、と思っていたら、「やるからには一番を目指す!」とのびっくり発言が聞こえてきた。「ほよよ、何で?」と思ったりもしたのだけれど、でも、やるからにはがんばらねば(でも、やっぱり、ぼちぼち、と)。

できることは何だろう

自分たちの持ち出しばかりでは長く続かない。無理はやめよう、と決めた。となると、資金調達がやっぱり鍵。クラウドファンディングや募金サイトもトライするにはするけれど、そんなに世の中甘くはない。

時は年度の変わり目。役所の助成金募集の次期。いちばん必要とされていて、いちばん手の届きそうな活動は「食」のサポート。

「そうだ、こども弁当を配ろう!」

子ども食堂のボランティアリーダーからの情報で、間もなく子ども食堂助成金の申請が始まるとわかり、まずは子ども食堂のお弁当配布版でその助成金を申請してみることに。

お弁当配布にしたのは、それが身の丈にあっているからというのが大きい。食材を調達して調理してふるまう、それも定期的に、というのはかなりハードルが高い。時間貸ししてくれる地域のコミュニティスペースでは、設備上、調理ができない。地域の飲食店から仕入れたお弁当を配るのであれば、自分たちのマンパワーでもできるし、地域食堂にもメリットがある。配布場所の片隅で軽くお茶でも、という形をとれば、ちょっとした居場所にもなりえる。というわけで、その線で役所や保健所に相談して、とりあえず助成金を申請。

結果は5月末。役所は学校区に一つの子ども食堂を目指していて、ここは運よく?空白地帯。さて、どうなる・・・。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?