見出し画像

そろそろと、はじめの一歩!

放課後の子どもカフェ

安全ピンとカラーひもの手作り看板

とりあえずやってみよう、と歩き出す。オープンしたのはこどもカフェ。アウトリーチしたいのは、小中学生。もちろん高校生や親子も大歓迎。ちょっとした居場所になれたらと平日放課後16:00~19:00の3時間の開放。商店街のコミュニティースペースは、1時間平日500円(非商業利用)という良心的なお値段だけれども、Wifiや電源は別にそれぞれ500円かかるという。心の中で、「おまけして~」、とつぶやいてみる。

さびれゆく商店街

まずはご近所のお店にごあいさつ。お向かいの🍙屋さんのおばさんおじさんと、クリーニング屋さんと文房具屋さん。2軒の飲み屋さんも。文房具屋さんのおばさんに「商店街さみしくなったから、どんどんにぎやかにして」と言われたけれたけれど・・・。昔は2軒あった八百屋さん、いまや片方はコインランドリー、もう片方はアパートに。くだもの屋さんの跡地にもアパートが建って、金物屋さんはいま閉店セールの真っ最中。

閉店セールで買った「ピンポンパン」のカップ

商店街入口にあったお豆腐屋さんも、気が付いたらシャッターがしまっていた。お豆腐屋さんの向かいにあった、大通りに面したケーキ屋さんは、ずいぶん前にマンションに建て替えられた。1階の店舗にケーキ屋さんが戻るのかと期待していたけれど、入ったのはコンビニ。さみしいしつまらない。でも積極的に商店街で買い物していなかった自分にそんなこと言う資格はない・・・。

来訪ゼロ

さびれているとはいえ、商店街ということで人はほどほどに通る。お茶とお菓子を用意して、店内で待つ。というより、通りを眺める。4月はトライアル的な感じでSNSで宣伝はせず、店の外にイラスト屋のイラストを使った手書きのポスターを貼っただけ。春休み中なので、なかなか難しいだろうな、と思っていた通り、案の定、誰もこなかった。でも自転車や徒歩で通りがてらチラ見する人はいた。

お向かいの🍙屋のおばさんが帰りがてら寄ってくれて、いろいろ立ち話。週末やってみたら、と言われたけれど、週末料金は1時間1,000円になってしまい、そうなると活動費が厳しい。持ち出しはしない、と決めたけれど、このカフェはいまのところ持ち出し。8月に募集がある役所のチャレンジ基金助成金と、これからしかけたいと思っている野菜マルシェの売上金を見込んでる。

いまのところ出費はそうおおきくはないが、やっぱり塵も積もればなんとやら。運営費をねん出するすべを考えねば。でもその前に、来てもらうことを考えねば!

記事#3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?