ジーナ式③ スケジュールって必要?/ジーナ式成功のポイント!

こんにちは、さみです。ジーナ式で生後7ヶ月のContented Babyポンちゃんを育てているママです。

今回は赤ちゃんのスケジュールのお話です。ジーナ式に興味がない方でも、育児をする上で1日のスケジュールを組み立てることの重要性を知りたい方はどうぞ!

ジーナ式ってなーに?って方はまずはこちらをどうぞ。


最初に赤ちゃんの1日のスケジュール化の重要性について、次にジーナ式スケジュールを実践する上で踏まえておくべき重要ポイントを紹介します!

※こちらに書いている内容は参考文献を元に考えた個人の意見です。自分にはスケジュールは合わないよ!!という方はご自身の意見を尊重されてください。


赤ちゃんこそスケジュール・規則正しい生活が必要

子育てをしていて毎日スケジュール通りに過ごしていると話すと、赤ちゃんがそんなことをできるのかとびっくりされることがあります。
しかし赤ちゃんにこそスケジュールは必要ですし、実際赤ちゃんは自分に合ったスケジュールであれば毎日ご機嫌にそのスケジュールに沿って生活することが可能です。

一般的に、私たちはある程度のスケジュールに沿って生活しています。
朝起きて朝食を取り、出勤し、仕事が終わったら帰宅し夕飯を食べてお風呂に入って就寝。それからまた朝起きて…と、生活はある程度スケジュール化されています。

大人だけでなく子供にもスケジュールがあります。
決められた時間に幼稚園や保育園、学校に行きますので朝早く起きて登園/登校しなければなりません。そのためにも夜は早く寝ることが重要と言えます。

このスケジュール化された規則正しい生活はいつから始めるべきでしょうか?

保育園へ通いだしてから?学校へ行くことになってから?

もし規則正しい生活をしていなかった場合、

「さあ、明日から7時に起きて8:30に幼稚園に行くよ!朝食もそれまでに全部食べてね!」

という生活を簡単に組み込むことができるでしょうか?

赤ちゃんの時から朝起きてしっかり遊んで夜はしっかり眠る、という生活をしていた方が親子ともに保育園や幼稚園、学校へ行くことへのスケジュールを楽に移行しやすいでしょう。

生まれてきたばかりの赤ちゃんは人間の生活様式はどんなものかを全く知りませんので、授乳やねんねの時間をママやパパが教えてあげないといけません。


もし赤ちゃんが泣いたらおっぱいをあげる、というようにスケジュール無しで過ごしたらどうなるでしょうか。

ずっと続けていると、赤ちゃんは昼夜の区別もつきませんから昼間にたくさん寝て夜に起き、たくさんミルクを飲んで日中は眠り続けてあまり飲まなくなる、ということにもなり得ます。

しかし、毎日同じ時間帯に授乳・ねんね・遊びを行うことで赤ちゃんもスケジュールを覚えていきます。

言葉の通じない赤ちゃんにとって、次の行動の予測が立つということは大人である私たち以上に安心感を与えます。
泣かないとミルクをもらえないというのは非常にストレスがかかるのではないかと思いますし、全くスケジュールが決まっていないということは次の予測が立てれないので不安に繋がります。

赤ちゃんのお世話をするママやパパもスケジュール通りに過ごすことで家事や仕事の計画を立てやすくなります。

また、ジーナの本でも以下のようなことが書かれています。

赤ちゃんが夜ぐっすりと眠ることを願うなら、日中の授乳や睡眠を組み立てること、そうすれば赤ちゃんが体力的に夜通し寝できるようになった時、夜中の授乳は自然となくなる。

The Complete Sleep Guide for Contented Babies and Toddlers
One to Four months - what to expect PP74-75

日中の規則正しい生活は日中の授乳量の安定、夜のぐっすりにつながります。大人と同じですね。

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それではここからはジーナ式スケジュールを実践する上での重要ポイントについて。


ジーナ式スケジュール、三つの重要ポイント!


ジーナ式を行う上で欠かせない三つのポイントをまとめてみました。

・間違ったスケジュールを赤ちゃんに合わせない
・原則として授乳/離乳食・ねんねの時間は守る
・毎日の出来事を記録し、定期的に振り返る

一つずつ見ていきましょう。


間違ったスケジュールを赤ちゃんに合わせない

ジーナ式では赤ちゃんのためにスケジュールに沿って行動していくわけですが、ここで重要なことは赤ちゃんの今の活動状況に合っているスケジュールを選ばなければなりません。

産後からすぐにジーナ式スケジュールを導入する場合は最初からのスケジュールを使用することになります。
しかし途中から開始する場合はその週齢/月齢のスケジュールに近いものをいくつか確認し、その中から今の赤ちゃんの生活リズムに一番近いものを選ぶよりも幼い赤ちゃんのスケジュールとなることもよくあります(特に低月齢)。

出産後しばらくしてから始める場合は、赤ちゃんの月齢に近いスケジュールをいくつか確認して、その中から今の毎日のリズムに一番近いものを選んでください。実際の月齢より数週間前のものを使うことになるかもしれませんが、問題はありません。スケジュールが定着し、夜中の睡眠が改善したら、すぐに月齢に合わせたスケジュールにステップアップできます。

ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 改訂版 P209


最も重要なことは赤ちゃんをよく観察し、活動時間を見極めることです。
本の中でよく出てくる「2時間程度起きておくことができる」というのは最大で2時間という意味ですので、2時間必ず起こしておかなければならないというわけではありません。
活動できる時間が1時間程度の赤ちゃんもいるので、赤ちゃんを注意深く観察しましょう。もし見誤ってしまうと就寝時に激しく泣いてしまい、なかなか寝付けなくなります。
特に成長期やメンタルリープの時期は活動時間が急に伸びたり縮んだりしますので、こまめに調整を行うようにしましょう。


原則として授乳/離乳食・ねんねの時間は守る

本に書いてある「この時間までに○○を行う」ということは基本的に守りましょう。

例えば、お昼寝の時間を守らずに長引かせてしまうと就寝時刻が遅れてしまったり、夜間や早朝に起きてしまいそのまま寝付けなくなります。
昼間に寝すぎてしまうことで就寝の時刻に眠くならなかったり夜中に目が自然と覚めて寝付けなくなります。

授乳に関しても、「15:15以降は授乳をしないように」などと書いてあります。これはこの時間よりも遅く授乳してしまうと次の授乳である17:00の時にお腹が空かなくなってしっかりと飲めなくなってしまうためです。
時間を遅らせると次のスケジュールに支障が出ますので、基本的にはこの原則を守りましょう。

赤ちゃんの体格は一人一人違いますので、振り分け授乳も勿論選択の一つとして重要ですが、本当に飲めない時にのみ使用する手段にしましょう。
多少飲めていない場合でも、赤ちゃんが飲みたくなさそうであれば振り分けを一旦やめてみて次の授乳の時間まで待ってみるのも手です。

また例外として、時間はきちんと守ったほうが良いですが成長期の時など次の授乳の時間まで赤ちゃんのお腹がもたないことがあります。
そのような場合は授乳の時間を少し早め、お昼寝の前に少し追加で飲ませる方法を取るようにしましょう。
また、新生児の時もぐずったらまずは空腹を疑い対処するようにしましょう。

授乳の時間や適正量についての詳しいことは、KANAさんのこちらの記事がおすすめです!


毎日の出来事を記録し、定期的に振り返る

ジーナ式スケジュールに沿っているにも関わらず赤ちゃんがお昼寝でうまく寝付けなかったり夜間何度も起きてしまう場合、授乳や睡眠についての細かい記録をつけること。また、遊びの時間に赤ちゃんが行っている習慣やお昼寝の時間で寝付くまでにどの程度時間がかかるか、寝付くまでにどのくらいお母さんやお父さんの助けが必要か等もメモを取っておくこと。

The Complete Sleep Guide for Contented Babies and Toddlers
Common problems P57

面倒臭いと思われるかもしれませんが、これが非常に大事です。
きちんと記録して振り返ることで何が良くて何が悪かったのか、原因を解明することができます。
授乳量や睡眠時間も勿論大事ですが、遊びの時間に何をしていたか、就寝までのルーティンをしたのは誰かといったことも細かく記録しておくと、原因が分かりやすくなります。

紙に書いて記録しても勿論OKですが、スマホを使って情報を管理したい場合はこちらのぴよログさんが大変便利です!!!!


こちらのアプリを使えば、かなり細かく1日の出来事を記録できます。
以下、例として息子のとある1日(起床〜朝寝まで)の記録です。

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睡眠の状況や授乳時の様子、離乳食の食べ具合はどうだったか、排便の量や時間…などなど、細かく記録することができます。
日中の起きている時間のご機嫌具合や何をして遊んでいたかなども記録できますので、後々振り返る際に非常に便利です。


以上、スケジュールの大切さ、スケジュールを行う上でのポイントについて書いてみました!

ここまで読んでくださってありがとうございます!
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さみ


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