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高尚な戯言をのたまっていた過去の自分にドロップキック

このところ、長男(5)の次男(2)に対する葛藤が見て取れる。

そして私自身は、「ぜってーなるまい」と思っていた、やな母親像のそれに

順調に近づいている。


ついに今朝、「次男くんなんかうまれなければよかった」

のひとことが出た。

長男のおもちゃを次男が使ってたとか、そんなこと

いつもならそんなことでは怒らないし、なんなら長男は次男のことが大好きだ。

わたしは『あぁ、こんなときなんていうんだっけ』

などと他人事のように思いながら、

なんとも無い風に「なんでそんな事言うん」と言った。

何も言わない長男。

おそらく、言ってはいけないことだとわかっている。

わかっているけど、言ってしまう。

言わせたのはきっと私やねんなー

「お兄ちゃんだから」「お兄ちゃんなのに」「お兄ちゃんのくせに」

言わないで育てようと決めたのに。気づけばそんなことばかりいってる。

ごめん、長男。

恐れているのは、本人も気づかないうちに、「おにいちゃん」を刷り込ませること

なんだかものすごく良くないことのように感じている。

自己肯定感?とか?よくわからんけど。

社会に出た時に相対的にしか自分を見られなくなる感じ。半分反面教師。

「おにいちゃん」だからすごいんじゃなくて、

あんたはあんただから、それだけでよいのだ、ということを

骨の髄から信頼しててほしい。

そうして大人になってほしい。


などと高尚な戯言をのたまっていた過去の自分にドロップキック。

日々はめまぐるしくて、そんなちゃちな決意など一瞬で吹き飛んてしまう。


日に日に偉そうな口を聞く5才児。

一丁前に口答えする5才児。

おやつだジュースだおもちゃだゲームだ、欲望のままに生きる5才児。

・・・

あたりまえだった。

今欲望のままに生きなければ、いつ、そうするのか。

5才児相手に我慢させようとしてる33歳、

一体何事だ。

たかが5才児。でもきっと細胞のどこかに一生残る今日を、

私は作っているという重責。。。こっわ


すこしずつ良くなっていこう。

まずは悪いと思ったことに目を瞑らずに、受け止めた。

noteで見える化した。一歩前へ。

またちゃちな決意は吹き飛ぶけど、また書き直そう。


おそらく、振り返ると一瞬で過ぎ去る今日の日を

反省して

ばーちゃんちから帰ってきた長男を、思いっきり甘やかしてやろう。

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