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うさぎの楽園と歴史の島:大久野島日帰り旅
こんにちは。人生は無課金が良いがモットーの鮫サメ子です🦈🦈
今回は、旅行記をお届けします。行き先は広島県竹原市にある「大久野島」。ここ、実はウサギの楽園なんです!猫島は日本中にあるけど、ウサギ島って聞いたことありますか?おそらくここだけじゃないかな。
今回は青春18きっぷを使って日帰りで行ってきました。お財布に優しい旅、大好きです!
実はここは初めてではなくて、10年ほど前にも訪れました。その時とどう違うかもチラッと書かせていただきますね。
ウサギの楽園:大久野島
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大久野島は広島県竹原市にある小さな島、面積は約0.7平方キロメートルで、周囲はたった4.3キロメートル。世間一般的には「ウサギの島」として知られてます。でも、この小さな島は実は戦時中、ここは毒ガスの製造拠点で「地図から消された島」とも呼ばれていたんです。
電車に揺られること数時間。窓の外の景色が少しずつ変わっていく中、ようやく忠海駅に到着しました。
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駅を出て、爽やかな海風を感じながら徒歩数分。すぐに忠海港が見えてきました。
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(この船ではないです)
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港には、大久野島行きのフェリーが待っていました。これから乗るんだと思うと、わくわくが止まりません!
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いよいよ大久野島に到着!...と思いきや、予想外の展開が。この日はなんと猛暑!炎天下の中、フェリーから降りた瞬間、まるでサウナに入ったかのような暑さに襲われました。人間が住む温度じゃない!と思わず叫びそうに。
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でも、それ以上に驚いたのは...ウサギがほとんどいないこと。10年前はフェリー乗り場の桟橋がウサギだらけだったのに、一体何があったんでしょう?炎天下を避けているのかな?
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無料送迎バスでほどなくして休暇村に到着!...でも、ちょっと待って。ここも様子が違います。以前来た時は、まさにウサギだらけだったはずなのに。今は、ちょくちょくとウサギを見かける程度。何があったんでしょう?
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くらいしかないです
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きっと、この凄まじい暑さが原因なのかもしれません。ウサギたちも賢いですからね、涼しい場所に隠れているのでしょう。
さて、ここからの島内観光。徒歩で回るのは相当きついと聞いていたので、賢明な選択をしました。そう、レンタサイクルです!大久野島は急勾配な場所も多いので、自転車があれば効率よく回れそうです。
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しかし、その前に腹ごしらえ。休暇村には食事が出来るところがあり、お土産屋さんもあります。
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著作権的にかなりギリなロゴ
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ここでカレーを頂きました。
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さて、お腹もいっぱいになったことですし、レンタサイクルで島内を巡っていると、大久野島の意外な一面が見えてきました。ここ、かわいいウサギの島だけじゃないんです。実は歴史的にも重要な場所なんですよ。
まず訪れたのは、長浦毒ガス貯蔵庫跡。
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ここは戦時中の大規模な毒ガス貯蔵施設だったんです。直径4メートル、高さ11メートルもある巨大タンクが6基もあって、約100トンの毒ガスを貯めていたそうです。戦後は毒性を消すために火炎放射器で焼いちゃったみたいで、今でも黒こげの跡が残ってます。
残りの毒ガスは太平洋に捨てたんだとか。歴史の重みを感じずにはいられません。
でも驚いたことに、ここにもうさちゃんがいるんです!それにしても今日は暑すぎ🥵 よく生きてられるねうさちゃん。人間のほうがバテバテです。
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次に向かったのは、北部砲台跡。
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ここには24cm砲4門と12cm砲4門が置かれていました。それだけじゃなくて、毒ガスの生産が始まってからは大きなタンクまで置いて、毒ガスの貯蔵庫としても使われたんだとか。想像するだけでゾクッとしますね。
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歴史の重みをしみじみ感じていると...あれ?ここにもうさちゃんが!しかも「餌くれ餌くれ」って必死によってくるんです。ここのウサギはとにかく人懐っこい!きっと人=餌くれるものって思ってるんでしょうね笑
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それにしても、島を回っていて気になったことが。今までは入れたのに、今は入れなくなってる史跡がチラホラあるんです。理由はよくわからないけど、台風か大雨で山道が崩れたからかな?
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人間が入れなくなった分、うさちゃんたちの新しい遊び場になってるのかも?なんて考えながら、次の場所へ向かいます。
ここでトラブル発生!携帯が熱で動きが鈍くなり、写真が結構の頻度で取れないという。暑いよ~🥵
そんなアクシデントを乗り越えて、ついに大久野島の(うさぎを除いた)メイン!発電場跡に到着です!
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この発電場跡、ただの廃墟じゃないんですよ。かつては毒ガス工場の電力を供給してた重要な場所なんです。ディーゼル発電機を重油で動かして、1933年から1941年にかけて増設までしたんだとか。さらに驚きなのが、戦時中には女子動員学徒が風船爆弾の気球部分のテストをここでやってたんですって。想像するだけでゾクゾクします。
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どうですか?廃墟マニアなら絶対興奮しちゃうでしょ!?もちろん中には入れないんですが、遠目に見ても歴史の重みがビンビン伝わってきます。
そして驚いたことに、発電場のすぐ近くにあるトンネルで、思わぬものを発見しちゃいました。なんだか知的そうな落書きが...
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ガリレオ思い出しました
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天井にまで書いてあるから、道具を使わないと書けないはず。もしかして落書きじゃなくて、旧日本陸軍の秘密のメッセージ!?なんてバカみたいな妄想をしながら(笑)、自転車を漕いでると、気づいたら1時間ほど前に着いた桟橋まで戻ってきちゃいました。
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さて、自転車で島内を巡っていると、「大久野島ビジターセンター」なるものを発見!やった!やっと涼めると思ったら...なんと、クーラーが効いてないじゃないですか。中は完全に蒸し風呂状態。
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注意書きがあるだろうか
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グロッキーになります
汗だくになりながら、急いで写真を数枚撮って退散。ああ、ここで働いてる人たち、本当にお疲れ様です...。
そんな中、救世主のように現れたのが「毒ガス資料館」。入場料120円とお手頃価格なのに、クーラーが効いてる!これぞ天国!...でも、中は撮影禁止でした。残念。
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資料館の中は、想像以上に重い空気が漂っています。大久野島の歴史と戦争の悲惨さを伝えるための展示の数々。毒ガスの製造過程、それに伴う多くの犠牲者のこと...。胸が痛みます。
ふと気づいたんです。広島って、原爆の悲劇だけじゃない。こんな毒ガスの悲劇もあったんだ...。10年前に来た時は、ウサギにしか目がいってなくて、全然気づかなかった。恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
そんな複雑な気持ちを抱えながら、自転車を借りた休暇村に戻ってきました。
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島内一周、たった1時間ちょっと。でも、その短い時間で、大久野島の見方が大きく変わった気がします。
うさぎの楽園と呼ばれる今の姿と、戦時中の悲惨な歴史。この対比こそが、大久野島の本当の姿なのかもしれません。
まとめ
さて、いかがでしたか?大久野島、思った以上に奥が深い島でしたね。かわいいうさぎの楽園と重い歴史が共存する、不思議な魅力にあふれています。10年前とは全然違う目線で島を巡れて、新しい発見がたくさんありました。みなさんもぜひ訪れてみてください。でも夏場は覚悟して!
それでは皆様、シャークと共にあれ(May the Shark be with you…🦈🦈)
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