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さめのアルバム紹介#1 吉澤嘉代子「赤星青星」

こんにちは、さめです。

気まぐれに楽曲やアルバムの紹介を行っていこうと思います。楽曲を聴くきっかけや楽曲の良さを共有する機会になればと思います。さて、記念すべき第1回目のアルバムは...

吉澤嘉代子さんの「赤星青星」です!

今年リリースされたアルバムです。それでは内容に切り込んでいきましょう。


吉澤嘉代子さんの良さといえば、なんといってもその表現力!わたしはこれまで吉澤嘉代子さんの曲は「残ってる」しか聴いたことがなかったのですが、状況を豊かに伝える歌詞と感情を力強く伝える歌唱に舌を巻きました。こちらもぜひお聴きください。

さて、今回のアルバム「赤星青星」ですが、恋愛に対する女性のさまざまな側面が表れています。今回は私さめのお気に入りの楽曲2曲を紹介しょうと思います。

一曲目は「鬼」です!

「鬼」というタイトルとは裏腹に軽快なメロディーでこの曲は始まります。パートナーに甘えたような歌詞、キャッチーなサビ。この曲を一通り聴いてわたしが抱いた感情はシンプルにこうです...

か...、かわいい!

そう、かわいいんです。「残ってる」で抱いたわたしの吉澤さんへのイメージは完全に裏切られました。そして不思議なことに、この曲をあざといとは思わない。なぜでしょう...。

わたしが思うにそれは彼女が「リアルな」女性を表現しているからです。あざとさとは言い換えれば「嘘」。内面から出るリアルなかわいさに人は「あざとい」とは思わないでしょう。その「リアルさ」が彼女の圧倒的な表現力につながっているのかもしれませんね。

2曲目は「リダイアル」です!

これもとっても良い曲ですね。
好きな人に電話に出てもらえない女性が描かれています。

「残ってる」で表現されていたのが女性の「切なさ」、「鬼」で表現されていたのが女性の「かわいさ」だとするならばこの曲で表現されていたのは

ズバリ、女性の「狂気」です。

歌詞中に現れる狂気を帯びたワードといえば「ナイフ」ぐらいですが、一度聴けば主人公の女性の「狂気」が伝わります。
歌詞以上の内容を伝える吉澤さんの表現力の素晴らしさがこの曲にはよく表れています。
後半にかけて増していく主人公の女性の「狂気」に注目してください!

この曲ではアウトロ(曲の終わりの部分)や、感想などサウンドの面での充実をも感じさせます。キャッチーなサビも素晴らしいですね。


以上、2曲を紹介させてもらいました。
「鬼」と「リダイアル」を両方聴けば吉澤さんの表現がいかに幅広いかがわかります。
他の楽曲でも吉澤嘉代子さんの表現力が光ります。
ぜひアルバムを通してお聴きください!


以上、1回目のアルバム紹介でした。当然ですが著作権等遵守して投稿していきたいと思っておりますので、問題点が見つかったらご指摘お願いします。



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