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警戒度0%まだ誰も辿りついていないゲンガー

はじめに

この記事では専門用語を多く使います。
専門用語が分からない場合は調べるかDM下さい。

今月から上位のポケモン達が禁止という、新たな試みで環境がガラリと変わりましたね。(2020年9月)
そこでゲンガーというポケモンに注目しました。

ちなみに禁止ポケモンは下記になります。

前期までは使用率が高いミミッキュやドラパルトなどに勝てないゴーストタイプだったので動かしにくい印象でしたが、今期からはかなり動かしやすいポケモンになっています。
襷の弱点である先制技を持ちゴリランダーと砂撒きポケモン達がいなくなったのも追い風です。


ゲンガーの型

性格 臆病(S↑A↓)
努力値 CS
持ち物 きあいのタスキ

こごえる風という技が今回の肝となっております。
それ意外は割と普通です。
実際ポケホームで技の使用率を見てみても圏外なので警戒はされません。
呪いも圏外ですね。

こごえる風は威力55と低めですが、素早さをダウンさせる効果を持っています。

使い方については後ほど記述します。


コンセプト

ダイジェットという技がSを上げながら攻撃できる
最強技なので、相手のダイジェット展開を妨害しつつ
こちらのダイジェットを通す戦い方が強いと思いました。
それを高水準で可能にするのが
こごえる風ゲンガーです。
今回、ダイジェットをしてもらう相方には
キョダイリザードンとパッチラゴンを想定しています。


理想的な動かし方

理想のゲンガーの動かし方です
理想パターン1

1ターン目 こごえる風Sダウン ゲンガー1耐える
2ターン目 状況に合わせた技を打つ ゲンガー倒れる
3ターン目 ダイマエースで上から安全にダイジェットをして、弱った敵を倒しながらSを上げる
4ターン目以降 上から高火力を押し付ける

2ターン目のこちらの攻撃は状況に合わせて変えてください。それぞれ利点があります。

呪い

自主退場することでダイスチル、ダイストリームなどの付加効果を不発にさせる

こごえる風

ダイジェットをしてくる飛行タイプ相手に大体抜群で入るので強い
HP1のゲンガーの道連れを警戒して交換などの攻撃技を打ってこないときに刺さる

メインウェポン

呪いやこごえる風ではダメージ不足でダイジェット圏内に入れられないときに使用


理想パターン2

こごえる風+メインウェポン
もしくは
メインウェポン+メインウェポン
で倒せる場合は倒して数的有利をとる
2体目のポケモンにこごえる風を打って、死に出しでこちらのダイマエースと対面させる
2体目がこちらのダイマエースよりも確実に遅いなら、メインウェポンや呪いを打つ

先発は、ゲンガーの素早さが高いので、遅いポケモンの場合はメインウェポン2発で倒せることが多いです。
こちらのダイマエースよりもSが早い場合・スカーフ・竜舞・ダイジェットなどをしてゲンガーを抜いてくる可能性がある場合にはこごえる風から入って下さい。
2体目に出てきたポケモンが必ずしもゲンガーより遅いとは限らないので、1匹目のポケモンが倒せる状況であっても、わざといまひとつの技や呪いなどで退場してダイジェットの起点にすることも選択肢に入れておきましょう(パーティーを見て判断)


使って気づいたメリット

こごえる風ゲンガーを使ってから気づいたメリットを紹介します。

①呪われボディが強い

不意に決まる呪われボディのおかげで相手は交換やダイマをきらせる

技を封印するおかげで相手のしたい動きを抑制して、違う動きをせざるを得ない状況を作れる。

②スカーフチェッカー

1ターン目で相手がスカーフの有無が分かる

スカーフ有無が分かるだけで戦略を立てやすくなる

③道連れ警戒

HPが1残ったゲンガーに警戒して、交換やダイマなどをしてくる
※必ずしもメリットではない

①同様、相手のしたい動きを抑制して、ダイマする予定のないポケモンをダイマさせたりできる。

④無傷でステロ撒きを倒す

リザードンがパーティーにいる場合、ステロ撒きポケモンが初手に投げられやすい
相手がステロを撒いている間に倒せる

ステロを撒かれただけで、襷が残っているゲンガーがいるので3対2の状況を作れています。
リザードンを選出していなければ、ほとんど勝ちです
※先制技持ちのマンムーなどは無償突破ができません


デメリット

使っててデメリットは全く感じませんでしたが、無いことはないのであげていきます。

①襷の枠を取られる

最強アイテムの襷をゲンガーに割くことになる
襷ウーラオスなどを使いたい場合はパーティーに入れにくい

②素早さが早い連続技持ちに何もできない

襷貫通で倒される

③後攻とんぼボルチェン

こごえる風でSを下げても、控えのポケモンに変えられつつ襷も潰される


苦手なポケモン

こごえる風ゲンガーは相手はSを下げて退場し、味方のダイジェット圏内にさせることが役割です。
その動きをさせてくれないポケモンが苦手です。
上記で書いたデメリットと被りますが、ここではポケモンの名前をだして説明します。

スカーフウーラオス(連撃)

上から水流連打で倒される
一応耐久無振りでも3発目の攻撃で死ぬので呪われボディが約65%で発動
呪われボディが発動すればダイジェットの起点にできる
呪われボディ解除のために、次のターンダイマックスをしたらスカーフの素早さ上昇は消される為、上からダイジェットで倒せる
(リザードンは命の玉ダイジェットで確定1発)
(パッチはスカーフ電撃クチバシで倒せる)

65%で呪われボディが発動するので確率的にはこちら側が有利ではありますが65%を引けなかったときに圧倒的に不利になります。
ポケホームにてスカーフを持っている確率は約15%でした。
スカーフ所持率の15%かつ呪われボディを引かない確率が35%なので、もし両方とも引いたら交通事故みたいなものなので諦めましょう。
それか素直に引き先を用意しましょう。
B244に降ると高確率で耐えることができますが、汎用性が落ちるのでやめました。

ロトムなどの遅いポケモンでとんぼボルチェン

こごえる風でSを下げても、ボルチェンなどで逃げつつ襷を削られる
交代したポケモンがゲンガーより速い場合はS操作をできないまま倒れされる

ロトムがスカーフを持っている可能性もあるので、こごえる風から入らざるを得ないのがつらいです。

マニューラ

上からトリプルアクセルで倒される

初手に出される可能性が高いので、パーティーにいたら選出を控えましょう。

スカーフサザンドラ

悪の波動で20%で怯んで負ける
80%で起点にできる

蜻蛉返りで襷削りも厄介です。

ルガルガン

先制技で倒される

ゲンガーが相手の攻撃技+先制技で倒されます。
ダイマエースがリザードンだった場合、先制技のアクセルロックでかなりダメージが入ります。
ルガルガンがいる場合はリザードンの選出を控えましょう。


相性のいいポケモン

①リザードン・パッチラゴンなどのダイジェットしてしまえば強いポケモン

リザードンやパッチラゴンの対策は上から倒すという思考の人が多い為、その隙を与えない

②身代わり持ちのポケモン

道連れ警戒でダイマを切ってきた相手に、ダイマターンが枯れるまで身代わりで粘れる
命中率が低い技を連打してくる相手に、外すまで身代わりで粘れる
(相手のSが下がっているので大体のポケモンで出来る)


パーティー

一応、パーティー公開します。
お試しで使ってみたい人はどうぞ

わざとパッチラゴンの通りをよくして、選出誘導しています。
パッチラゴンが初手にきたらゲンガーの餌食です。
リザードンは最速です。
壁張り展開がウザいのでマリルリには瓦割りを入れています。馬鹿力と比べて耐久が落ちないので、粘り強く戦えます。
ラプラスはキョダイ個体の特性は貯水のHCベースです。
質問有ればDM下さい。


最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
使えば分かると思いますが、大体のポケモンに強いのでホントにオススメです!
まだ周りにバレてないうちに使っておきましょう。


おまけの落書き

ゲンガー


#ゲンガー #対面構築 #パッチラゴン #冠の雪原

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