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【初心者】デッキ組み方講座

はじめに

百鬼異聞録は魅力的な式神が多いゲームです。陰陽師や決戦!平安京の美しい世界観に惹かれて百鬼異聞録を始めた方も多いと思います。
一方で、ゲームの根っこの部分のカードゲーム要素、ここでつまづく人も多いって思います。特に百鬼異聞録はカードゲームの中でも比較的難しく、好きなカード詰め込んでデッキ完成ってなっても、なかなか勝てないことがよくあるかもしれません。ランカー常連のサマリウムさんも最初の1000戦くらいは負けてばかりでした。
そんな人たちがこの記事を通して、よくわかんないうちに負けて楽しくない、から、だんだん勝てるようになってきて楽しいかも、になってくれたら嬉しいです。

この記事の目標

・ストーリーモードをクリアできるようになる。
・商店街妖怪に処されないようになる。
・ランク5以上を目指せるようになる。

この記事がオススメな人

・ランク5くらいまでの人
・カードゲーム初めてですけど頑張ってみたい人
・ストーリーのシナリオ読みたいけど勝てない人

この記事をオススメしない人

・ランク8以上の上手な人
・プレイングのことを知りたい人
→ファリアさんともずぃさんのnoteオススメです。

デッキの組み方講座

①持ってるカードから好きなのを選んで入れる。
まずはどんな組み合わせでもいいですのでカードを32枚選びましょう。好きな式神や試してみたいカード組み合わせを中心に選んでもOKです。
たとえば、鬼童丸と縁結ちゃんで童縁なエモいコンセプトデッキも素敵ですし、藤色がついた巨大な覚醒・孟婆ちゃん+牙々行くよ、のロマンデッキも良いと思います。
とにかく持ってるカード32枚でデッキを形作りましょう。この時点ではまだ勝てるデッキにはなっていません。ここからデッキ作りが始まります。

②実際に試合をしてみる。(負けるまで)
①で作ったデッキで試合をします。
商店街妖怪に勝ちたい人は商店街妖怪と対戦、ランクマッチで勝ちたい人はランクマッチで対戦します。この時点ではまず勝てないですが、次のステップを考えるために大事ですので、少なくても1戦以上負けるまで頑張ってください。

勝てすぎて全然負けず次のステップに進めません、ってゆう方は心配しなくても大丈夫です。そのデッキはもう完成してます。ですので、③以降は実践しなくてOKです。

③負けた状況を見直してカードを入れ替える。
②で負けましたら、その試合を振り返りながらカードを入れ替えます。場合によっては、デッキコンセプトに合わないメインじゃない式神の入れ替えもします。カードや式神の入れ替え指針は後述します。

④所望の勝率になるまで②と③を繰り返す。
たとえば、勝率6割欲しいと思いましたら、6割くらいは勝てるようになるまでこの方法を繰り返します。

負けパターンごとのカード入れ替え目安

デッキにどんなカードを採用したほうがいいかは、負けた状況がおしえてくれます。試合は勝ちか負けしかないですので、負けパターンを減らせば自然と勝ちパターンが増えます。以下で負けパターンごとの対策を見ていきましょう。

・レベル3カードばっかり手札に来て使えるカードが無かった。
たとえば、覚醒・酒呑童子に神の子形態を乗せてから狂い吠えを構える、みたいにレベル3で強く動きたくてレベル3カードを詰め込んだ構成デッキでよく起こります。
かぐや姫のほうらいの玉枝→荒の運命の螺旋→鈴鹿山の秘宝→月堕、みたいなのを思ってデッキ組んだのですけど、ってゆう人も心当たりあると思います。
対策は、レベル3カード数枚をレベル1やレベル2のカードに入れ替えがオススメです。
レベル3カードは効果が派手で強いものが多いですが、レベル3になる7ターン目まで使えないという無視できないデメリット持ちのカードでもあります。
ですので、すこし効果は弱くなりますが、レベル1やレベル2のカードに入れ替えることで、この手の負けパターンは減らせます。
目安としては、レベル3カードはデッキ全体で6枚から8枚がオススメです。
1人の式神にレベル3カードを4枚採用したいときは、誰か別の1人をレベル3カード無しにすると安定します。

・欲しいカードが全然引けない。
極端にドローが少なくて、なおかつ特定のカードに依存しているデッキで起こりがちです。鴆天などでよく起こります。
対策は、「カードを引く」の効果を持つカード、いわゆるドローソースを入れましょう。カードを引く効果を持つカードは、そうで無いカードに比べて書いてあることが弱いです。しかし、覚醒・以津真天、覚醒・鴆、覚醒・桜の精など、引けないとどうしようもないカードもあります。それを引けなくて負けるようでしたら、それを引くために入れましょう。
目安としては、引ける枚数の合計が、最低でも4枚から6枚にしますと比較的に安定します。

※上位ランカーが使ってるデッキはドローが入って無いこともあります。しかし、それはプレイの上手さなどでカバーしている部分もあります。少なくてもこの記事を頼りにする層の人は真似しないで、素直にドローをいれてください。

・レベル2の早いターンで体力を削られ過ぎた。
戦闘エリアを埋められないことでの被弾が重なって起きることが多いです。鴆天琴大天狗など、法術が強い式神だけでデッキを組んだときによく起こります。
対策は、いくつかあります。
・戦闘エリアを埋める
→戦闘カードや召喚物カードで戦闘エリアを埋めます。投射や戦闘でのダメージが減ります。犬神や紫岩系の式神、シシオが優秀です。
・回復できるカードを採用する。
金魚姫や青坊主が多いです。しかしながら、最近はダメージの圧が大きく回復だけでは間に合わないことも多いです。

鴆天琴天狗の場合は、天狗を外して山風や餓者髑髏に入れ替えるパターンが流行しました。

・お相手の待機エリアの式神の圧がきつかった。
待機エリアにいるだけで盤面に圧をかけてくる式神を除去できないとき、デッキ構成によっては何も出来ないで詰む場合も多いです。
玉藻前の祈りや大天狗の風神の一振りとか、帝釈天の十善業道と子なる神コンボなどがお相手にいるときによく起こります。
対策としては、4点以上のダメージが出る法術カードや狩猟効果がある攻撃カードを入れましょう。また、玉藻前の九尾の炎など、体力が大きいものがきついときは、判官の死の宣告など、体力に関係無く気絶させれるカードを採用しましょう。
目安として合計4枚から6枚くらいデッキに入れますと、多くの場合で最低1回は対応できます。

・特定の式神が気絶すると何もできなくなった。
アタッカー1人+サポート3人とかのデッキでよく起こります。いま流行りですと閻魔デッキとかが近くて、閻魔が気絶させられるとデッキ性能が露骨に落ちます。
対策としましては、2つあります。
①似たような性能の式神をもう1人用意して二人体制にする。
→たとえば、鈴鹿御前+清姫のデッキは、鳳凰火や大嶽丸、玉藻前などの役割が重複する式神を用意して、気絶やカード切れで何もできない状況を減らす工夫がなされています。この場合は式神入れ替えが必要になります。
②カード効果で別式神の役割を補えるようにする。
→たとえば、書妖が入っているデッキは、アタッカーが全滅して書妖だけになっても戦えるように、聞達を1枚だけ採用することがあります。この場合は、式神入れ替えは不要で、カード入れ替えだけが必要になります。

戦闘エリアを突破できなかった。
戦闘エリアでのぶつかり合いには勝てても、お相手プレイヤーへの直接攻撃に繋がらず、結果として全然お相手プレイヤーの体力が削れず負けるパターンです。
攻撃カードが少ない源九郎狐の紫岩単色デッキや、攻撃力は高いけれど気絶しやすい閻魔デッキとかでよく起こります。
対策は、ダメージ系の法術カードや戦闘カードをいれることです。目安は3枚から4枚デッキです。2枚ではなく3枚なのは、2枚ですと同じ式神の攻撃カード2枚だけになりがちで、その式神が気絶や体力減りすぎると何もできなくなるからです。
待機エリア処理用の法術カードや狩猟カードを流用してもいいですが、その場合は試合中に無駄遣いしないように気をつけないといけなくなるので難しくなります。
投射ダメージ系はそうでないものに比べて、ダメージ効率がいいので、ダメージ系法術で戦闘エリア突破を考えるときは、投射系もオススメです。

特に紫岩単色デッキはドローも少なかったですので、面切相手に序盤に狐手を無駄遣いしたために、レベル3で戦闘エリアを突破出来ず詰むケースが名士帯でも多くありました。


戦闘エリアの大物が処理できない
戦闘エリアの相手式神が大きすぎて、まともに戦闘エリアに出撃できない場合、負けに直結しやすいです。
10/10の葉隠剣豪や散花の刀、これで元気が出た、などに戦闘エリアを占拠され続けて詰むケースを想像しますとわかりやすいです。
対策は、いくつかあります。
・法術カードを投射ダメージ系に変更する。
→玉藻前の霊撃よりも狐火の方がダメージは大きいです。戦闘エリアの大物を倒したいときはダメージ点数が大きい法術カードを採用すると倒せる可能性が上がります。
・遠隔攻撃系の戦闘カードを入れる。
→茨木童子の黒炎の腕、玉藻前の燃雪などがあります。サマリウムさんの得意な鬼切が一番苦手とする対策でもあります。
・召喚物などで戦闘エリアを埋められるようにする。
→キョンシー妹のおすわりや、納棺師の基本技など、召喚物を出せるカードを採用してみます。この場合は、戦闘エリアを埋めることで、すこしずつ大物の体力を削りつつ被弾を減らすことを狙いにします。

負けてもカードを入れ替えなくていい場合

実は負けてもカードを入れ替えなくていいパターンもあります。この場合はカードを使う順番やタイミング、式神の出撃順を工夫するだけで解決する場合があります。
詳しくはファリアさんやもずぃさんのnoteで解説してくれてます。

・手札がすぐになくなる。
→レベル1から鬼火を使い切るように手札を消費する場合に起こりやすいです。特にいつ使っても便利なカードをレベル1帯に使ってしまうことで起こりやすいです。
対策は、カードは盤面に大きい影響が狙えるようにするのが良いです。たとえば、レベル1カードをレベル1に必ず使わなければいけないわけではありません。レベル2やレベル3のカードと組み合わせても強いことが多いです。
カードを使うタイミングを意識しますと、手札切れで詰む状況が減ります。

・カードを使いたい式神がいつも気絶している。
→お相手のケアがうまくて、対策されている状態です。レベル2やレベル3に初めて上がるターンで起きやすいです。
対策は、気絶の時限を意識して式神を出撃させることです。気絶しても2ターン後には起きて帰ってきてくれます。ですので、たとえば先手のときレベル2で強いカードを使いたい式神は、先手1ターン目で出撃させて気絶させてもOKです。反対に後手のときは、最後に起こすか起こしてもレベル1帯で気絶させられないように出撃させない、とかの工夫がオススメです。
この気絶の時限を意識した試合を心がけますと使いたいカードがある式神がいつも気絶という状況が減ります。

・鬼火が足りなかった
覚醒・海坊主→渤海形態→出撃みたいな動きは強いですが、鬼火を3つ使いますので通常は1ターンではできません。これを把握しきれないままカードを使うと鬼火が足りなくて戦闘エリアがら空きで負けるとかあります。
対策は、基本は練習あるのみです。手元のメモ帳に所望の動きで使う鬼火の数をメモした一覧を作るのもいいかもしれません。あるいは、青行燈などを採用して、鬼火を直接増やすのもいいかもしれません。いすれにしても、カード入れ替えよりは、カードを使うタイミングや順番で、鬼火足りない問題の解決はオススメします。

お相手が金魚姫アイコンだった。
→大名士経験者さんです。普通のプレイヤーより格段に上手です。ランク5まででしたら負けて普通です。むしろ勝てたら大喜びしましょう。

お相手がサマリウムさんだった。
→少なくてもこの記事の内容を全部理解したうえで試合してますので手強い相手って思います。勝てたらラッキーくらいの感覚がオススメです。

その他の調整ポイント

・負けるか圧勝かしかない場合
→特定のカードに偏っている場合によくあります。所望の勝率になっている場合は問題ありませんが、そうでない場合は、圧勝するケースで使っているカードをすこし削り、負ける状況を打開するカードに入れ替えがオススメです。圧勝は減りますが、トータルでの勝率は上がります。
この点は、どう楽しむかという人それぞれの部分もありますので、必ず調整しないとというわけではありません。

最後に

今回は初心者さん向けのデッキ作り方講座の記事を書きました。
サマリウムさんはゼロからデッキを組むよりも、今あるデッキから調整する方が得意ですので、このような記事の体裁になりました。実際に、S4シーズンの桜の精入り薫ビートや、SE1の山の石雪の雫採用の面切デッキもこうして調整して環境入りさせたデッキです。
枝葉の細かいところはまだまだたくさんあると思いますが、大筋のところは全部書ききれたと思います。
デッキ組んでも負けてしまうしどこから手を付けていいかもわからない、みたいな方が、すこしずつだけど勝てるようになってきた、みたいなうまく楽しめるきっかけになってくれますと嬉しいです。

おしまい


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