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Anahita Ghazvinizadeh監督『Needle』(2013) 感想メモ

Ginza Sony Park Miniで開催していた期間限定のミニミニシアター「GINZAZA」にふらっと立ち寄り、とある映画を鑑賞。すごく良かったのにFilmarksに掲載がなかったので、憶えているうちに こちらにネタバレ感想メモを残します。

『Needle(原題)』(2013)
監督:Anahita Ghazvinizadeh(アナヒタ・ガズヴィニザデフ)

★5

全て計算し尽くされていて素晴らしい。

母娘の顔が似ているのが良かった。基盤から物の見方が違っていても決して断つことのできないDNAを形で裏付ける。
配役は他人らしい。

少女について、ただ大人から見た子供として描くのではなく「社会性を超越して自立した人物」として描いていることも重要に感じた。
それでも、両親たちの「コントロール(監督はインタビューでこのことをテーマにしたと話していた)」によって自身のいないところで自身の目の前のことが進んでいってしまう。

撮影のためにニードルで実際に耳に穴を開けたことも良い。言葉なくとも本当の表情、物語はドキュメント。
本当はこの先何度でも観たい映画になった。

鑑賞日:2023年 3月15日
鑑賞方法:映画館 | GINZAZA
Filmarksに本作が掲載されたらこれをコピペしたい。



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