見出し画像

Malicetic Lolita全曲解説のあとがき

いつものようにかなりの長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。いかがでしたでしょうか?

ほとんどの人は「何を書いているか分からない」という印象を持たれたのではないでしょうか?そう、それが正解です!しかし、ごく一部の同業者やアート系のお仕事をされている方は理解出来たのではないでしょうか?それも正解です!クリエイティブな仕事をしている人間の頭の中では多少の違いはあれ、こんな思考回路が張り巡らされていて、日夜創作活動に励んでいるわけです。

「音楽家は音楽だけで勝負しろ」なんていう人もいますが、表現者というのはたまたま自分が一番得意な絵なり、音なりを専門的にやっているだけで、たいてい他のジャンルのこともかじっているものです。頭の中は表現したいことで溢れているので。音楽家が文章で表現するのだって立派な音楽です。

自分の音楽活動は生きている限りこれからも続くと思いますが、一度総括というか、一区切りしてみようと思ってこんな文章を書いてみました。後悔はしていないです。今はただすっきりしています。

そもそもマリロリを始めたのは、仕事と趣味の音楽のずれがあまりにも大きくなってしまったため、バランスを取ろうと思ったのがきっかけでした。音楽(周辺)業界に対して抱いている不満や疑問は、自分自身で解決するしかないな、と。

ノータイアップで曲を作るのは素直に楽しいですが、金銭面やスケジューリング、交渉事、人間関係など音楽以外の面がいろいろ大変でもあります。いつまで続けられるかは分かりませんが、出来るだけ続けてみるつもりです。

最後に…よく勘違いされてますが、マリロリは「佐々木宏人プロデュースのアイドルもの」ではありません。ここだけは全否定しておきます。ジャケットに自分が出ていないのが、そういう誤解を招く原因になっているのは心苦しいのですが…。そう思っている人にこそ、ぜひCDを手に取って聴いて欲しいです。

そんな感じで今後ともよしなに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?