見出し画像

おぢプロレスリング グラウンドレスリングの攻防

どうも、おぢプロです🙇‍♂️

今日も今日とて烏滸がましい事を書いちゃおうかと思っております。

何故これを書こうかと思ったかと言うと、例のオカダ・カズチカvs清宮海斗でグラウンドの攻防が無かった。オカダはグラウンドが出来ない。
等と言われている事について。
まあ自分も言い出しっぺの1人ですが😂

面白いのが、かつて新日ファンが全日やNOAHに対して煽りとして言っていたのが「グラウンドが出来ないから強くない」であり、新日ファンのマウントの武器であったこの言葉を、今NOAHファンから新日サイドに言っていると言う事実。

そもそもその頃新日ファンが言っていた「グラウンドレスリング」と言うのは要するに腕の取り合い足の取り合いから一瞬で関節を極めて勝てる強さ、でありそれが所謂「ガチでも強い」「他所よりも新日の選手は強い」と言いたい為の武器だったんです。

本来グラウンドレスリングとは腕や足を極めつつ、有利な上のポジションを取って相手のスタミナを奪うものであり、スパーリングであればそのまま極めてタップを奪う目的にもなる技術。

確かにグラウンドで圧倒して常に上をキープしていれば強く見えるし、スパーリングなら〇〇の方が強いな…等と想像を膨らませる事も出来ます。

格闘プロレスならばそれで試合を決めてしまうのも有りだが、純プロレスは客を盛り上げる試合をしなければならず、あくまでもグラウンドは序盤の攻防である事が多い。

そもそも新日ファンが全日ファンを煽っていた頃、四天王プロレスではしっかりグラウンドレスリングを魅せていたんです。

三沢vs小橋を観てもサーフボードストレッチの攻防だけで数分魅せたり、ヘッドロックを巡る攻防なんかも常に魅せてたし。

1番新日ファンの「グラウンド」の声が大きかったのはあの新日本vsUインターの頃で、確かに当時のヤングライオンである永田や大谷、石澤辺りがUインターのヤマケンや桜庭相手にグラウンドで圧倒している映像を観る事が多かった。

ただそれはあくまで相手に併せた技術であり、当時のヤングライオン達がその技術を持ち合わせていたのは事実だが、普段の試合からそれをやっていたかと言うと話は違って来るし、新日本のトップ選手全員がそういう動きが出来たかと言うとそれも違う。

そして時が経ち、各団体が分裂して新日本系の選手と全日本やNOAHの選手が絡む事が多くなると、「全日系はグラウンドが弱い」等と言う声はあっさり覆る。

川田利明はどんなスタイルでも対応出来る技術とバランスを魅せ付けたし、三沢光晴は小川直也相手でもコントロール出来る強さを魅せた。

そもそも論が多くなるが、そもそも小川良成とジョニースミス辺りは毎回グラウンドレスリングで会場を湧かせてた様に思う。

つまり何が言いたいかと言うとグラウンドレスリングはプロレスの基礎であり、言うなれば出来て当たり前の技術であると言う事で(勿論相撲出身の選手はグラウンドが上手では無かったり例外はある)、それを全面に魅せる小川良成の様なスタイルもあれば、いざと言う時の隠し刀として対抗戦等の場面で抜く事もある。

だからオカダがグラウンドを出来ないのでは無く、単に試合で魅せないだけかも知れない。
そこは何とも言えないが、対抗戦ですら1mmも魅せない技術をいざと言う時に本当に出せるのか、技のタイミングばかり練習してスパーリングはやってないのでは無いか等、疑問は当然出て来る。


結論としてだからどうだって話では無く、単にNOAHファンが新日にグラウンドをやれと言う違和感とオカダ=グラウンド苦手と言う既成事実になりつつある見方について、自分なりの考えを書いてみた次第です👍

あまり考えずに書いたので文章おかしかったりするかもですが、読んで頂いて「それは違う」とか「わかる!」等意見貰えるとまた次を書く糧になります😉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?