大人になってから観ると面白いスタートレック

「The Man from U.N.C.L.E(邦題:0011ナポレオン・ソロ)」「The Twillight Zone(邦題:ミステリーゾーン)」「スパイ大作戦」など、ここ2年ほど、昭和のSFもの海外ドラマにハマっています。

その中で、今急激に再燃しているのが「スタートレック 宇宙大作戦」。

厳密には「宇宙大作戦」のその後を描いた80年代の映画を昔観たことがあり、なんとなく再度観たらハマった勢いで追っています…

●ヒーローも悪もいない世界観。

人類が宇宙へ進出し、地球、太陽系以外の惑星にいる種族とも外交するようになった23世紀。

エンタープライズ号の乗組員たちが「最後の開拓地」となった宇宙を5年間探索する中で出会った、色んな事件を描いた話です。
未知の存在や異星人との戦い、交流などが描かれているのですが、どの話も「善悪」の二項対立に分けきれない点が、今観ると面白いです。

エンタープライズが宇宙を探索する中で、図らずも「侵略者」となってしまったり、船長が転送事故に遭い、「理性があり真っ当だけれども、決断力がない」「決断力やリーダーシップがあるが粗暴」の2人格に分裂するエピソードなど…

●「人類の進歩と調和」?

スタートレックの映画版を久しぶりに観て思ったのが、「この世界観はアメリカ風に「人類の進歩と調和(70年万博のテーマ)」のような概念を突き詰めているのだろうか」という印象。あくまで個人の第一ならぬ第二印象なので、その辺ご容赦を…

ドラマ公開当時は1960年代。
色々な人種や国の人が集まって、同じ組織で働く描写はなかなか難しいであろう中で、アフリカ連合(23世紀での設定)出身のウフーラやアジア系アメリカ人のスールー(吹き替え版だとなぜかカトウ)、バルカン人の父と地球人の母を持つスポックなど…

「なんでソ連人がいないんだ!」とプラウダからツッコミが入り、第二シーズンからロシア出身のチェコフが登場した経緯も面白いです。

●ごめんなさい、壮大すぎてオチが作れません…!

noteに書いておいてなんですが、一話一話語りだすときりがなくなるくらいなので、どうにもこうにもオチが迷子なので強制終了します←

宇宙大作戦だけではなく、ヴォイジャーやディカバリーなど、色々面白そうなシリーズが出ているので、マイペースに追っていこうと思います。

Long Live and Prosper(長寿と繁栄を)🖖!

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