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赤ちゃんの耳 2

たぶん同じタイトルで以前に書いたことがあるはずなので、”2” とつけときます。

先日ちょこっと3Dスキャナーについて書いてみたのですが、世界各国から結構問い合わせをいただいています。

やはり、その世界では苦労されている方が多いということなのか・・・

ということを考えていたら、そういえば赤ちゃんとか型どりが難しい場合でもこのスキャナは使えるなと。

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写真はだいぶ前に作った赤ちゃんの耳製作途中の写真です。

小耳症のお子さんをお持ちのお母さんがたの悩みは、ちょっと前に書いた通りです。

このケースもお母さんの気持ちが軽くなるのなら、という思いで受けたケースです。

ただご覧のとおりまだこのとき生後五ヶ月くらいだったかな?通常の型どりはまず無理なケース。

お母さんに抱っこしてもらった状態で写真やら動画をとって、それをもとにエピテーゼの形を作りました。

最終のステインでの色合わせは、赤ちゃんが寝た頃を見計って、宿泊先ホテルまで行ってやりました。

赤ちゃん相手だとなかなか他のことで大変だなと思い知らされたケースでした。

写真を見ていただいて分かるとおり、やはり形があっていません。

今なら3Dスキャナがあるので、寝てるうちにささっとスキャンできてしまうんですけどね。

最近は皮膚の色合わせも、自分なりのシステムが出来上がっているので、今ならさらっと赤ちゃんの耳も作れてしまうはず。

スキャナーへの投資はそれなりに大きいのですが、特に子供さんのためのエピテーゼは、耳に限らず成長に合わせて作り替えていく必要があります。

やはり効率よく、かつシステマティックにさらっと製作できるようにして、その分負担を少なくしていきたいなと思います。


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