興味があることの探し方

私の場合、研究テーマが半年も決まらなかった。
それはたぶん今まで自分の興味関心のあるものへのアンテナが低かったからだと思う。自分が興味関心のあることを探すのは自分で意思決定ができる人でなければ結構大変だと思う。そして知らないことを知るための方法を知っていることも大事だと思う。

ちなみに知らないことを知る方法で最も手っ取り早いのは本を読むことだ。何をいまさらと思うかもしれないが筆者は今までそうして来なかったのである。はあ、なんて恥ずかしいんでしょう。本を読むのが好きと人に言ったこともありますが、あれはたぶん本を読むのがいいこととされてるから好きになろうとしていたのかもなと今思い返すとそんな気がします。
本に熱中する時もあるけど、半分くらいは名著と言われているから読むとか好きな人が好きだから読むとか、本それ自体が面白いと感じているんじゃなくて、「本を読むことに付随する何か」が好きなだけだったんだなと思います。

そう思うとなんて非効率的な読書法を実践していたんでしょうね。読書だけでなく、大学院の講義もそうだなあと振り返ってみると思います。
多くの人が受ける講だから。同じ研究室の人がこれは重要と言っていた講義だから、今後何かの役に立つかもしれないけど今なんの役に立つかわかんなくて自分が面白いと思ったわけでもない講義をいっぱい取っていたなあと。確かにためになることもあるけど、全く使わないと思うことも多くあったので自分が何を楽しいと思うか、自分の何に必要だからその講義を取るのか明確にさせなければいけないなと思いました。その中で自分が楽しいと思う事を軸に掲げることは一つとてもいい案だと思う。
楽しいという事への感受性とか何を楽しいと思うかの定義は詰める必要があると思うが(例えばディズニーに行っても楽しさを感じない人も多くいる。楽しさってなんでしょうね。)

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