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校務分掌とカトリック教育

 2023年、全国のカトリック学校の先生方に大変ご協力いただき、「カトリック学校教育実態調査」を行いました。
 この調査は、日本カトリック教育学会とカトリック中央協議会の学校教育委員会との協働によって実現しました。
 6月に実施したアンケート調査に引き続き、秋以降、ご回答いただいた学校の中から、いくつかの学校の先生方にインタビュー調査を行いました。
 
 調査により、近年のカトリック学校では、それぞれの学校の建学の精神を継承し、学校の教育活動に具体化するための様々な取り組みが行われてきたことが明らかになりました。

 小中高の取り組みの一つとして、校務分掌の工夫が挙げられます。
 学校の建学の精神を教育活動全体に生かしていくために、校務分掌の構成やはたらき、それぞれの分掌のメンバーを検討し直している、というご回答を、いくつかの学校からいただきました。

 そうした校務分掌の工夫に関する取り組みの具体例について、日本カトリック教育学会プラクシス部門で、学校法人ノートルダム清心学園清心中学校・清心女子高等学校副校長 森 雅子先生にお話ししいただきます。


「「ノートルダム教育部」-建学の精神の継承と日常化-」
 清心中学校・清心女子高等学校の校務分掌「ノートルダム教育部」のはたらきを中心に、建学の精神がからし種やパン種のように膨らみ浸透して「日常化」することを目標とした取り組みについてお話しします。


 プラクシス部門は、カトリック学校教育に携わっていらっしゃる先生方の実践事例の共有と交流、協働の機会とすることを目的としています。今年度は2024年8月31日(土)13:00~16:10、岡山市のノートルダム清心女子大学で開催されます。プラクシス部門は、オンラインでもご参加いただけます。

 この夏、カトリック学校の校務分掌のあり方について、ご一緒に考えてみませんか。

 プラクシス部門への参加方法等、学会大会の詳細につきましては、以下の資料をご覧ください。

※7月30日配信時、プラクシス部門の開催日程を8月30日(土)としておりました。正しくは、8月31日(土)です。謹んでお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。



 

 

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