見出し画像

総合学習とカトリック教育

 日本では、1998年版学習指導要領から、小学校第3学年以上で、各教科内容に縛られない総合的な問題に取り組み、自ら課題を見つけることを目的とした「総合的な学習の時間」が設けられました。2018年版学習指導要領では、高等学校では「総合的な探究の時間」を設けることになりました。
 
 2023年に実施された「カトリック学校教育実態調査」から、カトリック学校(小中高)では、こうした時間も使った総合学習を、建学の精神の具体化の方法の一つとして活用している学校があるということが分かりました。
 皆さんの学校では、総合学習をどのように活用されていますか?

 2024年8月31日(土)にノートルダム清心女子大学(岡山市)で開催される日本カトリック教育学会プラクシス部門では、総合学習に関連したテーマで、学校法人上智学院広島学院中学校・高等学校イエズス会教育部長 高山昇先生にお話しいただきます。
 広島学院中学校・高等学校では、倫理(道徳)と総合学習を統合した形で行われているプログラムが、カトリック教育の教員養成の機能も担っているそうです。


「生徒とともに体験し、振り返る「イグナチオ的教授法」」
 カトリック教育を持続可能にするために、ILP(Ignatian Leadership Program)などの協働による教育実践を通じて、担い手となる教員を養成しようとする広島学院での取り組みを紹介します。


 日本カトリック教育学会プラクシス部門で、総合学習のあり方や今後の展望を、全国のカトリック学校の先生方と共有してみませんか?
 プラクシス部門は、オンラインでの参加も可能です。
 参加申し込みは、2024年8月2日(金)までです。
 申込方法やプログラムの詳細は、以下の資料をご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?