中途半端の軌跡
自分はもう中高ずっと中途半端なままだったな。
中学入学のタイミングで体力つけたくて、当時の友達に誘われるがままに運動部の体験入部行ったら即指の骨やって諦める→別の友達に誘われてアニ研入る→アニメに対しての情熱が足りなくて人間関係に溝ができてやめる→部活強制だったので困る→クラスの友達に吹奏楽部に拾ってもらう→親に無理言って楽器買ってもらっちゃったからどうにか卒業まで生き延びる。
(だから昔はセル画塗れたし楽器も吹けたんだよ、どうでもいいけど)
高校入って今度こそ運動部に入ろうと。顧問が当時の担任だったからと安心して某運動部に入ろうとしたら先輩に「うち厳しいから高校から始めるのはちょっと」と言われる
→しょげてたらクラスの子にバスケ部に誘われる
→3年が抜けた途端に2年が()で1年も()で人間関係に疲弊したタイミングで学内模試受けたらそこそこやばくてしかもうちの学校理系の進学クラスは看護師対応のみなんだけどって言われたから受験を理由に退部
→とはいえ部活強制だったし(2回目)吹奏楽部は自分の担当楽器人数は飽和状態だからコンバートするなら入れてあげると。新しい楽器買う金なんかなくて諦める。
さて部活強制なのにどうしようかと考えてた(あとはバッシュやらなんやら買ってもらったり予備校入れてもらった金をバイトできないけどどうやって親に払うかとかも考えてた)ある日の放課後。
忘れもしない。
教室の入り口でいきなり知らない人に話しかけられたのだ。
「ここ芸術選択音楽クラス?」
「そうだよ」
「楽譜読める?」
「うん、ピアノ昔やってたし」
「よしきて」
気がついたら地下ホールに連れてこられていて軽音楽部の入部届を書いていました。これは一生忘れないと思う。
バンドのなんたるかもわからずに入ったけど結局最後までぐだぐだ参加しておりました。譜面起こしとかもやらせてもらった。
譜面起こしで得た現物報酬(今は懐かしいテレカとか)はその頃できた中距離恋愛の相手に使い切った。親不孝者。
こんな中途半端な状態だったからもう「部活6年(3年)頑張ってました!」と言う人が輝いて見えます。尊敬。
輝きが眩しくて羨ましくなるけどでもきっと人生やり直したとしてもわたしはきっとわたしである限りはまた人間関係に躓いて部活をやめちゃうんだろうな。
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