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2024年度上智大学神学講座(免許法認定公開講座)

今回は毎年、上智大学の生涯教育の一環で行われている「神学講座」について紹介したいと思います。宗教科の免許をお持ちの方はこの「神学講座」で一定数の単位を取得すると中高の宗教科免許を取得できることはご存知のことと思います。筆者も、上智大学の神学部を卒業するのではなく、この「神学講座」を経て宗教科免許を取得し、現在は宗教科教員の1人としてカトリック系の学校に勤めています。

 前述した通り、既に宗教科の免許を取得していますが、私は、授業研究の一環として、現在においても「神学講座」に毎年参加し続けています。今年は8月7、8日に行われた『聖書から読み解く、初代教会の多様性ー教会におけるカリスマと制度』という授業に参加しました。講師は東京大司教区豊島教会主任の田中昇神父様です。

 なぜ、この授業を取っているかというと、これからの自分の授業で、使徒言行録や書簡文書を使って、初代教会について扱おうと思っているからです。しかし、私たちは日々の生徒指導の忙しさから自分で聖書研究をすることはとても難しい状況にあります。この状況を打開する方法として、私は「神学講座」を活用しています。そのため、ここ数年は、初代教会や使徒言行録、書簡文書を取り上げた授業を集中的に受けている次第です。

 宗教科の免許を取っている方でも、興味を持てた方は受講してみてはいかがでしょうか。今は対面・zoomどちらの受講も可能のようです。また、秋以降には何回か土日を使った講座もあります。初見では上智大学のホームページから「神学講座」のページに行くのは難しいかもしれませんので、下記に「神学講座」のアドレスを載せておきます。どうぞご活用ください。

 https://piloti.sophia.ac.jp/jpn/continuing/shingaku/


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