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この子の話をしよう5

デグーさんをわが家にお迎えして、ついにあの儀式がやってきた。
命名だ。この子はこれから何という名前で生きていくのか、超重要イベント。
いくつかの候補があった。
①ブルー
ブルーのデグーさんだったためシンプルに。

②グリコ
グリコキャラメルのような元気が出る象徴になるように。当時、私が担当していた業務の悩みのタネだったキーワードと一致していたため、悩みのタネでなく笑顔のきっかけになるように

③しゅんたろう
わが家の家族の一員ということで名字と組み合わせたときにしっくりくる名前になるように。動物病院で呼ばれても、ペットではなく家族のような響きに聞こえるように。

大いに迷いました。ただ、結果はすぐに出ました。それぞれの名前を読んでみたとき、一つだけ反応した名前があった。
それが、しゅんたろうだった。
デグーさんがしゅんたろうに変わった日。
これからはしゅんたろうの話をしよう。

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