SAMYANG 85mm F1.4を買い戻した理由4つ
こんにちわ。コスパを最大限に考えた結果、このレンズにたどり着きました。
SAMYANG 85mm F1.4
こんな感じに結構ぼかして使うことができます。
SAMYANG 85mm F1.4
実は以前使っていたレンズです。前回はFUJIFILMで使っていました。
SAMYANGは韓国メーカーで、私が知る限り10年くらい前から日本国内で手に入るレンズです。たしか、もともと監視カメラのレンズを作っていたと記憶しています。
実はSAMYANGはマニュアルが大丈夫な人にとってはかなり有力な選択肢になります。
一通りの単焦点が揃っていますし、コスパが素晴らしいです。中でも 14mm F2.8は動画を扱っている海外Youtuberに愛されていたりします。
今回はEOS M5を使用して使ってゆこうと思います。
EOS-Mでスピードブースターを挟んでフルサイズ化して使います。次に買い直した理由を順に説明します。
①安くて値落ちしない
ちょっと極端な例にはなるのですが、例えばFujifilm X-H1というカメラがあります。発売直後は30万円くらいで売り出しましたが、2年ほどで15万円ほどに半減しました。さらに、2年後に売却するといくらになるかというと、、、
だいたい7~8万円くらいになります。30万円が8万円になってしまう。これはかなりショックです。
カメラは激しく値落ちする
一方でレンズは違います。レンズは値段は落ちにくいので、比較的安心です
このレンズはむしろ値上がりしています。値上がりするのはあまりないことですが、原材料の高騰で販売価格が上がる程度には上昇することもあります。
じゃあ安心してレンズを買うことができる!
が、一つ問題があります。
レンズは値落ちしにくいが、
傷がつくと値落ちする
当たり前ですが、傷かつくと値落ちします。
スマホを落としたことがある人は必ずカメラも落とすのではないでしょうか。私は落とさない自信はありません。
実際にカメラを落としたときの心理的苦痛は計り知れません。
そう、私にとっては高いレンズを持ち歩くことはストレスなのです。
できるだけ安くて許容範囲の品質のレンズ、つまりコスパを再重視したレンズ選びを行いたいのです。
そこでSAMYANGの登場というわけです。
ちなみに前回は中古のSAMYANG 85mm F1.4を購入し、同じ値段でオークションで売れたので、ほとんどタダで1年間レンズを使えたのです。(無傷で良かった。。。。)
②フルサイズで使える
そもそもなぜフルサイズにこだわるのかといいますと、やはり大きな背景ボケを作りたいのです。
EOS M5はAPS-Cサイズのセンサーなので、フルサイズレンズを上記の集光レンズが備わったレンズアダプターにつけると画角が0.71倍に拡張され、実質フルサイズセンサーに近い画角で撮影することが可能になります。
ここでAPS-C用のレンズを買ってしまうと、四隅が黒くなってしまうので、フルサイズ用レンズにしなければなりません。
仕組みが詳しい動画は以下のとおりです。
③たくさんぼかしたい
ポートレートはやっぱりボケがいい。ぼかすためには望遠レンズを使うか、明るいレンズを使うかということになるかと思います。今までは120mm相当で撮影していたのですが、やはりモデルからかなり離れなくてはいけなくなります。今回は85mmくらいでなんとかしたい。
④MFで使いたい
安いカメラばっかり使っている私の最大の悩いが、AFが信頼できないうことです。最近のミラーレスカメラってAFが外れやすい。とにかく外れる。本当に嫌になります。
確かにAFが優秀な機種もあるのですが、なんせお高い。
ね、高い。
私のEOS M5なんて5万円ですから。
とすると、AFはもう最初から期待しないでMFでいいやということになりました。スポーツやライブ撮影、野鳥撮影でしたらAF必須ですが、風景やポートレートは被写体が静止でいるので時間はかかるもののMFは可能です。
以上、買い戻した理由を書きました。おそらく2年後はEOS M5もSAMYANG85mmも1万円落ちくらいで売却できるので、2万円くらいのコストで使えるということになります。最新の機能が必要な人以外は安くカメラの趣味を実現できると思います。最後まで見ていただいてありがとうございました。