ニュー・コミットメント
コロナが始まってから、ろくに外に出て誰かと交流してなかったけど、久しぶりに知人の家にお呼ばれしてきた。めっちゃ楽しかったなー。外食で集まるんじゃなくて、家に持ち寄ったりして飲むのも時間を忘れて楽しめるので良いな~と思いました。
コロナ以降でだいぶ世の中が変わってしまったけど、本来必要でなかったものと必要だったものがくっきり分かれた感じがします。
鬼滅の刃
映画「鬼滅の刃」の大ヒットを毎日報道していますが、広がり方がすごいですね。私のアラフィフ上司ですら「鬼だって辛いんだよ、、、」とか言い出す始末(私は未見なのでよくわかりませんがw)。
でも、このヒットって物語の面白さ以外の要因がいくつかあると思います。私が考えるのが、、、、
・Gotoが始まって人々が外に出るタイミングだったから
・みんな自粛期間に配信を見てた
そういう要因が加速させて、このようになったのではないかと思いました
・久しぶりに世代を超えて話が出来る作品になった
Facebookでも親子間で共通の話題になってるというのを見かけました。そういえば子供から大人まで(ネット世代までだとしても)話が出来る話題って、最近なかったですよね?
インターネットが始まってから
私はもうおっさんですが、56kbモデムやらISDNとかからインターネットを始めた頃「世界が広がった感」があったのですが、実はその「世界」ってものすごく狭い範囲で「めっちゃ閉じた世界だった」事がわかってきた気がします。
だって息子の知ってるYoutuberを私は見たことも聞いた事もないし、私が読んでたblogerさんの記事を息子たちは見ていない。
昔は共通なものはTVから流れてきたのに、今のWifi環境では個人デバイスで「それぞれの世界」につながっているだけ。私たちはすごく細かい個人的な狭い狭い「ネット空間」を「世界」だと思い込んでいた。
新しい生活スタイルでは不特定多数を相手にする商売も難しくなる。Gotoだって「Gotoおひとり様」みたいな形になっていくだろう。だから特定少数をネットでつなぐニュー・コミットメントの時代になるのだろうなと思うのです。
繋がろうという意思
時代によって「デタッチメント(かかわらない)」が主流になったり「コミットメント(かかわる)」が主流になったりして、どちらかの流れを振り子のように行ったりきたりしているのだなぁと感じます。
でもあくまで共通の基盤があるから離れたくなったりするのですが、共通の基盤が消えてしまった現代で、また「コミットメント」の流れになっていくのかもしれないと思いました。
それも「個人の意思を尊重した」「つながり」が重要視されて、それをベースに商売を設計する必要があるのかもしれません。
はやりものを安く上手くそろえたチェーン店よりはマスターや常連客が主体になっている居酒屋とかバー。チェーン店よりは割高かもしれないけれど、使う頻度も減っているので十分に戦える。
このあたりに興味があるかたは是非、西野亮廣エンタメ研究所へ!
我が家では
うちはちょっとDIYリフォーム中でお客さん呼べる状態になっていないけれど、リフォーム終わったら誰か呼んで集まりたいな~と思うこのごろ、、、
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