仲間を増やすのに失敗した理由
6月29日に行われたオンラインサロン「響」定例会、2回目のゲストはSHOWROOM代表の前田裕二さんにお越しいただきました!
「響」の定例会は「サロンオーナーとゲストが対談する」という形ではなく、メンバーとゲストが話せる定例会となってます。今回はSHOWROOM代表の前田裕二さんと一問一答です!
*前回の記事はこちらから*
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何をいうかよりも誰がいうか
メンバー:いま多くの人が目指している「インフルエンサー」はその人がやってることを他の人がやっていない、いわば希少性が高いからファンがついてると思うんですが、Webライターで希少性を出すにはどうしたらいいですか?
前田:ひとつ明確に抜け落ちているものがあって「何をいうか」よりも「誰がいうか」っていうのが残酷なほど大切です。
例えば、キングコング西野さんが「人生を豊かにするコツは笑顔で生きることだ! 」っていうとみんなその先を聞きたくなるんですよね。でも、渋谷を歩いてるその辺の人が「人生を〜」って言っても誰も聞きたがらないと思うんですよ。
そのふたりの明確な違いは実績が出てるか出てないかです。
僕や西野さんや箕輪さんって意外とすごいこと言ってるように見えるけど、全然そんなことはないんですよね。普遍的なことを言ってるから。
でも、なんで西野さんとか箕輪さんとかがいうとRTされるかっていうと別のところで実績を出してるからなんですよ。
だから、まずsomeoneになる。「誰か」になる。じゃないと言ったことは聞いてもらえないから。
それと何かがバズる時とかは「何か一点集中」なんですよね。
例えばアマチュアのバスケ選手をやりつつ、芸人をやっていてもその人は絶対に売れない。そんな席があると思ってそう言ってるんだろうけど、そもそもそんな席は存在しないんですよね。
でも、NBAであるチームのキャプテンをやっていたのに、それをやめて芸人をやっていて、しかもそのお笑いが面白くなかったらそれはいじりがいがあるから面白い。
だから藤原和博さんの1万時間の法則というのがまさにそれで一度、何かに特化した方がいいです。
西野さんも芸人としてあんなに売れたから絵本が売れているんですよ。
だから、希少性を出すという点では、何に1万時間を費やすかをまず決めてそれにひたすら時間を費やせばいいと思います。
仲間を増やすのに失敗をした理由
メンバー:AKB48などといった、SHOWROOMから演者に出演依頼をした時に失敗したことってなんですか?
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