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誰でも本が出版できる未来は来る?

7月23日に行われた第3回の響定例会。
今回は、幻冬舎の箕輪厚介さんにお越しいただきました!

(Design by 目黒水海

オンラインサロン響の入会はこちらから

Text by 佐藤 みちたけ(@mi_chi_sato

Photo by 矢野拓実 (@takumiYANO

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オンラインサロンの値段設定はどうするのが正解?

メンバー:医療とITをつなぐオンラインサロンをやっていて、50人で1ヶ月間運用していたのですが、運営費がどうしてもかかるなと感じていて...。
そのために月額何円か取ってやろうと思っていて、ふたつ考えていて、どちらにするか迷っています。

それは「一月500円にして、人をたくさんとる」か「他の医療系のオンラインサロンと同様の1500円〜3000円の間にする」かどちらかで迷っているんですが、どちらがいいでしょう...?

箕輪:オンラインサロンの料金は高い方がいいよ。人を多く入れるために500円とかってよく言うけど、安いから入るってのはないからね。
それと、500円でちょっと人数が多めな雰囲気を出したところで、後から単価を上げるのは難しいと思ってるんだ。

西野さんが1000円で人を増やせるのは西野さんだからね。あれだけの人が地上に降りてきて、毎日ブログで誘導していたり、ブログやサロンに投げるネタが尽きないくらいに行動している人のサロンだったら、そりゃ1000円でも入るよね。

だから、低単価で大人数という戦略はよっぽどパワーがある人の戦略だと思うんだ。それ以外の人は本当のファンをある程度高い料金でも確保して、そこで人間同士の繋がりを作って友達を呼んでもらうみたいな、そういう感じじゃないと無理だと思うなあ...。

まあ何事もやってみないとわからないから、自分の仮説を大切にした方がいいと思うんだけど、俺はよっぽどの人じゃないと500円でも入らないと思うんだよね。

ある意味、何を目指しているのかだけどさ、500円だから入ろうと思って入ってきてもプロジェクトは動かないよね。いわゆる「サウナサロン」とかだと500円でもいいんだけど、ある程度のコミットメントを求めるなら、逆に高い金額を設定しないと、意識の相違がうまれたりするからね。



クラウドファンディンングでの出版の未来は。

メンバー:クラウドファンディングでの出版はこの先どうなると思いますか?今の時代、クラウドファンディングの出版は可能だと思っているんですが、それがこの先普及していくのかなと思って...。

箕輪:すでにあると思うけどね。

メンバー:あるんですけど、僕の中ではまだ普及しきれていないなっていうのをすごい思っています。

箕輪:「普及」っていうのはどういう意味での「普及」なの?

メンバー:僕はもっと個人で本を出せるはずだと思っていて、世の中には作家や漫画家になりたいと思うひとはたくさんいるはずなのに、なぜクラウドファンディングで出版という動きが活発でないのかなと...。

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