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脳の老化防止はストレス解消・良質な睡眠


誰もが、「歳をとってもぼけたくない。」と願っています。


認知症は、進行を遅らせる治療は出来ても現代の医学では完治が見込めないため、脳の衰えを防ぎ認知症にならない、予防が大切です。


1,加齢にともなう脳の老化


とくに高齢者に、よくみられる「もの忘れ」です。


年を重ねるとともに、からだだけではなく、脳も老化していきます。


もちろん個人差は大きいのですが、脳の神経細胞の機能の低下、脳の血流の低下といった加齢変化(老化)などが、記憶力の低下につながります。

2,ストレス


強いストレスは「もの忘れ」の誘因となります。


自律神経やホルモンバランスの乱れなどが、記憶のはたらきに悪影響を与えます。


強いストレスを受けると脳内でコルチゾールというホルモンの分泌量が増加し(このホルモンはストレスホルモンとよばれます)、記憶にかかわる脳の「海馬」という部位に作用し、記憶力の低下につながるとされています。

3,睡眠不足 夜、眠っているあいだに、脳では記憶の定着が行われているようです。


とくにノンレム睡眠(大脳を休ませる睡眠)のとき、海馬から大脳皮質へ情報が送られ、そこで長期記憶として定着されると考えられています。


睡眠不足は記憶に悪影響を与え、「もの忘れ」などの原因になりかねません。


また、睡眠時に脳は、アルツハイマー病の原因のひとつとなるアミロイドβなどの老廃物の除去をしています。


眠りが足りないと除去しきれなかった老廃物がたまり、アルツハイマー病の危険度が高まります。


最近特に言われているのが、脳の老化の原因は、「睡眠」の時間と質のようです。



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