sally サロンドサリー

「ふかくひとやすみ。体と心をいたわる」をテーマに、手のひらと精油を介してサポートするセ…

sally サロンドサリー

「ふかくひとやすみ。体と心をいたわる」をテーマに、手のひらと精油を介してサポートするセラピスト/北欧やクリエイターに関わるOL10年→セラピスト14年目&小3女の母/花鳥風月愛で茶を飲んで暮らす。短歌練習中 https://salondesally.jimdofree.com/

最近の記事

だれだって本当は、自分に優しくしたいのだとしたら。

気が付いたら、首や肩がパンパンになって辛くなったとき。目や頭がつかれて、眠ってもスッキリしなくなったとき。忙しさにこころ休まず、呼吸が浅くなっていると感じた時。 マッサージなどで、人の手にゆだねてラクになりたいなと思うきっかけはこんな感じではないでしょうか? そう感じて、癒し処の門をたたくとき。行動の根底には「自分に優しくしよう。したい。」が潜在的にあると思う。いや、ある。 だから数あまたあるラクになる方法の中から、植物のエッセンスと人の手におけるオイルトリートメントを

    • いのちにやさしいのは、滋養

      時に、受ける側になってみて思う。自分にとってしっくりくりくるボディートメント(マッサージ)は、やはり滋養的要素のあるやさしいそれなのだ。 そして施術を受けるタイミングとしては、季節の変り目や人生の変り目を目安に、といったところだろうか。 基本はコツコツ日々の暮らしの中で、こまめに自分をケアする。たった一つのからだを大切に使うように心がける。 その中でもパイプの中に煤が残っていたり、届きにくいところに溜まることがあるように。どうにも自分で届かない所や無意識に澱がたまるので、

      • まるでライブ、な護摩祈願

        丹田に響く太皷のビート。ボウルの金環音が細かく時空を震え、4人のお坊様の織り成すお経という名の大合唱。中央に座るお坊様の扇子やら手印やら、絶えず繰り広げられるパフォーマンスの数々に思わず見入ってしまう。 そして終盤、高く上った力強い炎に思わず心の中で拍手喝采。 こ、これは、、、、まるで音楽ライブ&パフォーマンスではないか。確かに荘厳な儀式ではあるのだけれど、ついからだがビートを捉え、音に乗ってくるもんだから面白くなってきてしまう。 あぁなるほど、こうやってその道の方々は

        • 手や指の中に、目がある人

          ときどき面白い人に出会ってしまうのだ。 そういう方は大体、現代社会の中でその物凄い能力を持ちながらもひっそりと暮らしている。何とか社会の仕組みと折り合いをつけつつ、時にコントのように暮らしながら、その能力で人を助けてくれてもいる。愛おしい。 草場の陰から少しでも顔(本質)をだしてくれて、出会えると「あ~いたいた♡」とホッとする。とても嬉しい。 * くだんの面白い人は、敏腕助産師さん。それでいて休みの日になると一人、山やら海に分け入っては本気釣りをして毎回大物をしょって

        だれだって本当は、自分に優しくしたいのだとしたら。

        マガジン

        • サロン・トリートメントについて
          8本
        • すこやか、健康のあれやこれ。
          4本
        • 人生の面白きものやこと
          2本

        記事

          トリートメント体験記いただきました~ときどきSUWAだより(photoby Haruno Fujita

          昨年の秋にSUWAサロンにお越しくださった方から、嬉しいレビューをいただきました。 自分のやっていることで、何を渡せているんだろう? 自身が思い描いていることと、受け手との間では 誤差やタイムラグがあるのかも?(つまり求められるものを提供できていないのでは?) 少し悶々とし、じつは昨年暮れからしばらくサロン活動に関しての文章が書けずにいました。 そんな折にいただいた文章。胸が熱くなりました。 ふかくひとやすみして、自分を大切にしてもらえたらいいな 「何かに例えると

          トリートメント体験記いただきました~ときどきSUWAだより(photoby Haruno Fujita

          シンプルで自然と水にも優しい「えがおの力」

          自分が出したものが、巡り巡って還ってくる。 水に流したものも。 ずっとこころを痛めていた、洗剤問題が大分落ち着き、 私のこころと、生活の安心とシンプルさに満たされております。 自然に水に私の暮らしにやさしい洗剤 自然に水にわたしに優しい洗剤との暮らし。|sally サロンドサリー (note.com) で書いた洗剤の、具体的なオススメポイントをと。 自然や水のことに気持ちを寄せていて、何種類も場所別に使い分ける洗剤に翻弄され、柔軟剤の香にウッと反応してしまう方にはい

          シンプルで自然と水にも優しい「えがおの力」

          自然に水にわたしに優しい洗剤との暮らし。

          娘やその先の世代の子どもたちに、きれいな海を残したいな。 大好きなイルカやクジラが泳げて、お魚がおいしく食べられ続けられるような。 ようやくたどり着いた、自然とわたしの暮らしに優しい洗剤 松や米ぬか、ヤシの植物油がベースの洗剤。 これ1つを、台所にも洗濯にも掃除にも使う。 それは5年前から、我が家の暮らしをとても快適にしてくれた立役者。 生活に安心がもたらされ、そしてシンプルになった。 精神的にも罪悪感がぬぐわれて、こころが軽くもなった。 身近な洗剤を一つ変えてみるこ

          自然に水にわたしに優しい洗剤との暮らし。

          空間のあたたかさ~ときどきSUWAだより

          あぁそうかと。人に触れられようやく気付く。 わが身のこわばり。深く一息。 じぃちゃんの和室にてサロンセッション 長野は諏訪の生家にて7月末3日間限定、サロンドサリーセッションでした。 亡きじいちゃんのこだわりの詰まった和室を整えて。 クーラーのない部屋だけど、吹きぬける風(+扇風機)と 障子から漏れる光の陰影。 そしてじぶんが動くたび、かすかに畳の擦れる音。 長く茶道に身を置き親しんだ影響もあるかと思うけど、 日本家屋の持つ良さを再確認。この感じが好きだなぁ。 空

          空間のあたたかさ~ときどきSUWAだより

          真夏の安眠秘策

          毎年、梅雨時期からスタートし始める「湿気」からの「熱帯夜」=ぐっすり眠れない(涙)問題。 アラフォー女子な私にとって、不眠は死活問題。 よって毎年試行錯誤を繰り返しいるけれど、この夏は今の所好スタート。 人によって作用や好みはちがうのでなんですが、同じようにお困りの方の一参考になるかもしれない。私のこの夏場の秘策をご紹介してみます。(秘策とは大袈裟ですが・・・言ってみたかった) 安眠のための秘策① 冷房とのお付き合い 「うっ、、こ、腰が痛い。スっと起き上がれない。」

          水音に深いところで癒される、水カンリンバ

          雨の音、川の流れる音、寄せては返す波の音。 水の音にただ、耳を傾ける。 そういう時間を持つことは、忙しい私たちにはちょっぴり贅沢なひととき。 けれどたったそれだけでもス~っと心が静まり、なぜだか深く癒される不思議。 水は地球の血液、きれいな水が巡る平和な世界を願った水の楽器について。 缶の中に聖水を閉じ込めた素朴な楽器、水カンリンバをつくる 各地の湧き水などきれいな水を合せ、缶の中にその水を収める。 その水音は、コポコポコポと静かに缶の間を流れ落ちていく。 処理を施

          水音に深いところで癒される、水カンリンバ

          いい仕事しまっせホットストーン

          すっかり手になじみ、もはや自分の一部のようにさえ感じられる。 愛着もたっぷり、本当にいい仕事してくれるホット(ソープ)ストーン。 東京暮らしの中で見つけた、めっけもん。 とくに「すこやか」を支える立役者として、またセラピストの仕事も手助けしてくれるよいもの=めっけもんを紹介するこのコーナー。 フィンランド大自然からの贈り物。カレリアンソープストーン 石が肌の上をすべっていく感覚は、人の手のそれとはまた違って、 何とも言えない心地よさなのである。 ほどよい重み。つるんと

          いい仕事しまっせホットストーン

          ずっと変わらぬ癒しのオアシス・ハーバルノートシンプルズ~ときどきSUWAだより

          蓼科のリゾート地の一角に、そっとたたずむハーブ屋さん。 いつ訪れても変わらず、一歩足を踏み入れると”ハーバルノートの香り”がする。 その香は爽やかでいてかつ、深くしっとりもしている。なんとも形容しがたく、ここにしかない、とにかくホッとするいい香りなのです。 季節ごとのハーブや花が庭を彩り、素朴ながらもキュンとするお店のしつらえに、毎度心躍る。 スミレにチューリップ、ムスカリなど色とりどりの可憐なお花たち。 ふかふかの土を覆うのは、ミントやタイム、ローズマリー、それにわたし

          ずっと変わらぬ癒しのオアシス・ハーバルノートシンプルズ~ときどきSUWAだより

          わたしにとってもサンクチュアリな諏訪大社前宮

          鳥居をくぐり坂を少し上ったその場所は、自然の風景をそのままにまとう。 素朴なほっとする佇まいの、聖地。 なんというか、桃源郷。わが故郷でもあります前宮。 下界から一歩足を踏み入れた瞬間。 なんというか、空気が変わるのです。 鳥居をくぐり少し坂道をのぼり、清流の水音が聞こえてくると。 神社の周りを流れゆくのは、水眼(すいが)とよばれる清流。 その清らかな流れに耳を澄ませ、冷たい水に手を浸した瞬間。 スーっとからだとここをが軽くなる。 浄化されて満たされる感覚。 「あぁ、

          わたしにとってもサンクチュアリな諏訪大社前宮

          故郷は長野県諏訪から

          生まれてから13年間暮らした故郷、長野県諏訪市。 あれから都会に暮らすわたしは四十路を目前にして、 その都会にはない良さを再確認。 都会と田舎の両方の良さを知っているからこその視点があるかもしれない。 都会の良いものを、田舎へ。 田舎の良いものを、都会へ。 ときどき里帰りした時に綴る、ときどきSUWAだより。 里帰りして痛感した、都会の自然では限界を感じていたという事。 東京は杉並の端っこで日々を営み、はす向かいの屋敷林の自然に癒されてきた。 その体感を二十四節気と絡め

          故郷は長野県諏訪から

          はす向かいの自然から~ときどき二十四節気・春分~清明

          太陽と地球の軸が重なる、巷では「はじまりの始まり」宇宙元旦とも呼ばれている春分。 そのご来光はやはり特別だった。 こんにちは。 東京杉並で、からだを癒し労わるセラピストをしているサリーと申します。 都内の片隅にて、はす向かいの屋敷林という自然から体感した二十節気に沿ってみる暮らし。 その体感から基づく事と、からだのケアついて書き留めてみたいとnote.始めました。(今回ははす向かい、というより自分お家からの体験記です) はじめて迎えた、自宅での春分ご来光 5時に目覚

          はす向かいの自然から~ときどき二十四節気・春分~清明

          はす向かいの自然から~ときどき二十四節気・啓蟄から春分

          はす向かいの屋敷林は今、梅や桃の花が散り始め、ぺんぺん草やからすのえんどうなどが蔓延る。 土の上にはすっかり緑の姿が増え、ちいさな草花たちが彩っている。 そうか時は草木や虫たちが動き出す啓蟄を迎え大きな節目、 春分へと向かっているんだな・・・ こんにちは。 東京杉並で、からだを整えるセラピストをしているサリーと申します。 都内の片隅ではす向かいの屋敷林という自然から体感した二十節気に、 沿ってみる暮らしについて書き留めてみたいとnote.始めました。 あれ?土の民に遭

          はす向かいの自然から~ときどき二十四節気・啓蟄から春分