見出し画像

夏の思いでときしめんの話/シェアサロン/サロンビレッジ /大阪・心斎橋新規出店

こんにちは
シェアサロン・サロンビレッジ を運営している
株式会社WBP山本です

大阪・心斎橋にて関西エリア出店に挑戦します。
心斎橋駅近の好立地ですので、関西エリアのフリーランス、面貸し、
個人事業主のビューティシャンの方是非お気軽にお問い合わせくださいませ

今日は土曜日
僕は平日は株式会社WBPの運営をしているが
土曜日は1日美容師としてハサミを持っている

そんな土曜日の朝、寝坊してしまい
朝ごはんも食べぬまま銀座のお店に出勤し
腹が減ってしょうがないので

白髪染めのカラー放置時間に急いでファミリーマートに駆け込んだ
おにぎりでもかっこもうと思ったけど
よく考えたら
昨日も一昨日も
お昼はコンビニのおにぎりと味噌汁がわりのカップラーメンだ

今日は流石に違うものをとおにぎりコーナーの下に目を向けると
冷やし中華、そば、うどん、きしめん
があった

このきしめんを見るのは久しぶりだ
(何故ならファミマ、ヘビーユーザーのこの私が
あのきしめんを見落とすわけがないからだ)

ファミチキも好きだがつくね串の方がもっともっと好きだ、、、

僕は急ぎながら迷わずそのきしめんを手にとり
ファミリーマートの隣の京橋公園で
お友達の鳩と一緒にかっこみ始めた

大好きなファミマのきしめんを食べながら
ふと過去のことを思い出した

それはさかのぼること13年前の話
僕が初めてお店を出した時のエピソードが
ファミマのきしめんにはあるからだ

13年前僕は初めてお店を千葉の本八幡に出した

当時は本当にお金もないし、今よりもっと無知だったから

お金なんてないのに物件を契約して(しまい)
他に何にお金がかかるかなんて全くわからず
特に運転資金なんて考えもしなかった

内装屋さんに頼む金なんてないから

内装の図面も自分で書いて

その図面をもとに知り合いのお父さんの大工さん
(Cさん)に頼んでホームセンターで資材を調達しお店を作った


写真を撮る習慣がないので当時の写真はこれしかないけど
ここから全部DIYで美容室を作った

素人がそんなことするもんだから
毎日シンナーの匂いやホコリを吸い込み
毎晩夜は吐いていた

それでもこの小さなお店でどんな事があるか
ワクワクしていたし

そんなことよりそもそも相当見切り発車だったから
とにかくやるしかなかった

知り合いのお父さんと言ってもCさんは
もうお孫さんも大きいくらいの年齢の方で

僕の無理なお願いを受けてくれたのは
もう稼ぐことより自分ができることを
若い奴に還元してやりたいからだと
よく話してくれた

本当に心優しい江戸っ子気質な方だった

そんなCさんと2人で隣のコインパーキングの敷地内で青空の下
よく食べてたのが

ファミマのきしめんで、それからそのきしめんが大好きになった
(だから今日このことを思い出したんだと思う)

毎日慣れない肉体労働で初夏エアコンもない中の作業だったから
12時にはお腹がペコペコで
そのファミマのきしめんを大工さんと
コリャーうまいと毎日食べていた

あのコンビニのきしめんを本当にうまそうに食っていた
Cさんが大好きだったし
それが本質なんだと僕は思う

がんばった後の腹ぺこの状態を満たす事が最高の贅沢で
うまいもんはうまい、それだけだ

あと僕もCさんも偏食なんだと思う

本当にその方と2人で美容室を作ったんだから
今考えると我ながら相当がんばったと思う

とはいえやっぱりめちゃくちゃ大変だから
声をかけていた美容師のスーさん、中山さんも多大に手伝ってくれたし
(何故、スーさん、中山さんは実名で大工さんはCさんなんだろ??
Cさんは千葉さんです)

僕の友達も出世払いを約束の上
その時は隣の中華屋の焼き肉定食だけで
貴重な休みを提供してくれた
(まだ出世してないので返せてなくてごめんね)

まだみんな若かったから、
本当に文化祭みたいだったし
お店の内装なんてみんなしたことなかったから

なんかわからないけど楽しんでいたと思う

ここで若い頃の思い出から思ったのは

やっぱりお金は起業や経営において
必要なパズルのピースであって全てではないこと
(今もカネはないけどやりたい事はできるはず!!!)

そんなことより
新しいことを
みんなで楽しんだ方がよっぽど価値があるし

どんな高級料理より
あの時のきしめんが一番うまいということ

僕はまだきしめんを青空の公園の下ですすっているし
それが最高に充実した気持ちになります

ずっと千葉と東京にいる僕は
やはり大阪という街はとても新鮮で刺激的だし
その街に出店させて頂く過程で
いつも初心を思い出す

そして右も左もまだわからない

けれども

大阪の人とお話しすると
右も左もわからぬ僕に、自分の知っていることを
手取り足取り教えてくれて

なんだか最初の出店の際の友人達の様な
見返りを求めない人の温かさをとても感じます
(友達でもないのに、本当に大阪の皆さんは優しく温かい)

そして大阪の飯屋は安くてうまい
東京ではあのクオリティのうまさはあの値段では中々食べられない

店主に何故こんなに大阪はうまいものが安く食べられるのか
たずねて見たら

東京は立地とか内装で勝負している気がする
大阪はうまいもんで勝負してるんちゃうか??

とのことだ

そんな本質的な考え方が僕は好きだし

しっかりと本質を大切にしたシェアサロンを展開し
サロンビレッジ は
皆さんに愛される様なお店にしたいと
強く思っています

一緒に新しい働き方や
あの箱で何が起きるのか?
ワクワクドキドキを共有して楽しめたらなと思います

大阪でも是非サロンビレッジ という新しい世界を
一緒に作ってくれる美容師さん、ネイリストさん、アイリストさんとの
出会いをお待ちしています

終わり

締めはこれ

ミニモ様の集客ノート丁寧に取材していただいたのでこちらもよろしくお願い致します。
https://media.minimodel.jp/salo.../interview-salon-village2/
■過去メディア掲載■
【日本経済新聞オンライン】https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ023SY0S1A300C2000000/
【女性モード社】
https://joseimode.com/n/nb3d30f62ba83ee9
【日本テレビnews every.】
https://www.news24.jp/articles/2021/03/16/07840649.html
【東京WAKER/Yahooニュース】
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f4c2f7d4b12fdae4081896abc2ea1ffbff0ee9
【ボブログTV】
https://boblog.tv/2021072813081/
■インスタ
https://www.instagram.com/salonvillage_tokyo/?hl=ja


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?