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「酸化」を防ぐために…
物が劣化する原因のひとつ…酸化
酸化の影響はカラダにも及び
カラダが酸化するから老化が進むとも言われている。
今回はヒトのカラダのことではなく
ペットが食べるペレットの話。
◆ペットのごはんはペレットが主流
子どもの頃、わが家には犬猫はいなかったので
親戚の家や友達の家に遊びに行ったときしか見てないのだけど
昭和の時代は
わんちゃんならご飯の残りにお肉系のおかずの残りを混ぜたもの
猫ちゃんならご飯にいりこだしをとったあとのいりこを混ぜたものを
何も疑問にも思わずに与えていた。
たまにおごちそうとして缶詰やカリカリごはん。
それが当たり前だった。
今は…
昭和の時代のようなごはんを与えている飼い主さんと
出会うことはほとんどない。
鳥さんの場合は犬猫とは少し状況が違っていて
昔からのひえ、あわ、きびをメインにしたシード食は健在で
鳥に優しい国ドイツでは今でもシード食が主流だという。
そうはいっても
近年、飼鳥の栄養学が研究されたことと
シード食で栄養バランスを取るのは難しいこともあり
鳥さんの世界でも簡単に与えられる
ペレット食(犬猫でいうカリカリごはん)が受け入れられている。
ペレットの良さは食べてくれれば栄養バランスは完璧だということ!
ピナちゃんがメインで食べているペレットだと
サプリなどの栄養を摂る必要もない。
◆国産よりも海外のものが主流
残念ながら日本のペレット事情は海外に比べると劣っていると思う。
それは長年のペットに対する考え方の違いから生まれているのではないかと…
ピナちゃんもメインのペレットはアメリカ製。
遺伝子組み換えをしていないオーガニック栽培の種子が原料で
鳥飼いさんの間では最も信頼されているペレットといってもいい。
海外製のペレットの問題点があるとすれば
それは成分の問題ではなく
海外の情勢次第では輸入が滞るということ。
実際にピナちゃんがまださし餌の頃
フォーミュラ(雛用の粉末タイプのペレット)が
しばらくの間どこのネットショップでも品切れが続き
病院で見つけたときはホッとしたものだった。
入手困難になりがちな海外製のペレット問題を解決するためには
数種類のペレットを食べることができるように
日頃から慣れさせておく必要がある。
代替品で乗り切る方法だ。
ピナちゃんも一応、海外製の他メーカーのものや
国産のものも毎日少しだけ混ぜて与えている。
◆酸化を防ぐために
わが家は1羽なので1日に食べる量はわずか。
添加物不使用のペレットは日持ちがしないので
小分けして真空パック保存している。
ペレットはビタミン類を油脂と共にコーティングするらしいので
油の劣化(酸化)が製品の劣化に直結しているのだ。
だから、真空パック!
だいたい10日間で食べ切れる量に小分けして
真空パックして冷蔵庫の野菜室で保管している。
なので、わが家の冷蔵庫の野菜室は
数種類のピナちゃんのペレットが占めている(笑)
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下鶴真理(Mari Shimozuru)
【行動心理士・セラピスト】
仕事の変遷は医療系➡︎美容系➡︎心理系
すべてが繋がっていることを
職業を通じて体感しているので
トータルでアドバイスできるのが強み
【バードライフアドバイザー】
30年以上インコのいる暮らしを続けている
ヒトの行動心理士ならではの視点で
愛鳥と飼い主の関係を見つめている
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