【2021年版】コロナ禍でも繁盛しているサロン3つの特徴
コロナでも利益が出ているサロンとは?
新しい年が始まりましたね。
年が明けたらコロナは少しは収まるかなぁ、と期待していたのですが、今まで以上に感染が拡大しているようです。
変異種も出てきたそうですし、まだコロナの終焉は見えませんね。
しばらくは、サロン経営もコロナと付き合っていかなければならないようです。
コロナで売り上げが下がったサロンや残念ながら閉店してしまったサロンもたくさんある一方、この状況下で売り上げがあまり変わらないサロンや返って利益が増えているサロンもあります。
今回はそんなサロンの特徴を3つ挙げてみました。
1. ブログやSNSを育てている
2. 施術以外に収入がある
3. 既存のお客様と良い関係性を築けている
1. ブログやSNSを育てているサロン
1つ目は【ブログやSNSを育てている】サロンです。
ブログやインスタ、ユーチューブ、フェイスブック、ツイッター、LINE、メルマガ、noteなどなど色々がありますが、どれか1つでも媒体が育っていると、今のような状況では強いです。
「育っている」の基準としては
・コンテンツの量
・コンテンツの質
・フォロワーや登録者数
・フォロワーや登録者の質
こうしたものが目安になるでしょう。
特に大切なのは『フォロワーや登録者の質』。
ここでいう『質』には2つのポイントがあります。
1つ目は、あなたがお客様にしたいと思う人がフォローしてくれているかどうか。
あなたはサロンのお客様を集めたいのに、フォローしてくれている人がフォローバック狙いで誰かまわずフォローする人だったりしたら、フォロワー数がどんなに多くても意味がないですよね。
そもそもフォロワーの数だけ増やしたいのであれば、フォロワーはお金で買えますから。
2つ目は、フォローしている人があなたの発信をきちんと見ているかどうか。
せっかく理想のお客様になりそうな方にフォローしてもらっていても、その人があなたの発信を見ていなければ意味がありません。
SNSのアカウントだけ作って1年以上ログインしていないという人も結構な割合で存在します。
質の高いフォロワーというのは、あなたがサロンに来て欲しい人で尚且つあなたの発信を楽しみにしている人となります。
そうしたフォロワーが一定数以上いる場合、育っているSNSの目安になります。
育ったSNSを運営しているということは、あなたに発信力があり、SNS上に見込み客がいるということですので、それは強いですよね。
ただSNSが育つまでには時間と労力がかかります。
今日SNSを始めて、明日集客できるというわけではないので、気長にコツコツやっていきましょう。
オンラインでの発信が苦手という方もいらっしゃるかと思いますが、この先はコロナとか関係なくビジネスには発信力が必須となってきますので、これを機に発信を始めてみることを強くお勧めします。
2. 施術以外に収入がある
コロナの状況下でも、売り上げが落ちない&利益を出しているサロンの2つ目の特徴はコレ。
施術以外に収入がある。
当然といえば当然ですが、施術以外にも収入があるサロンは安定しています。
化粧品やサプリなど商品を販売していたり、オンラインで講座をやっていたり…
施術以外の収入の柱を持っている場合は施術がなくなってもこちらの収入がありますからね。
うちのサロンもエステや整体をやっていますが、元々は化粧品の代理店と直売をやっているので売上がなくなってしまうということがありませんでした。
またお客様と密に接する必要のないサービスも考えたので、そこからの売上も発生しています。
具体的には、『水素バー』という形で、サロン内で水素吸入ができるサービスをご提供しました。
鼻から水素を吸い込むカニューレというものをご購入頂いて、サロンにあるカウンターで水素を吸って頂く、と。
スタッフがお客様に対してすることは、水素吸入機のスイッチを入れることとお茶を出すことだけなので、密な接触はありません。
ついでにいうと、施術の手もかかりません。
この水素バーを始めたことで、水素吸入の料金だけでなく、定価30万円ほどの水素吸入機が売れるという副次的な売上も発生しています。
実は水素吸入機をご購入頂けるような仕組みを作ったのですが、これにつきましてはまた別の機会にお話ししたいと思います。
こんな感じでお客様にご来店頂きつつ、密な接触を避けたサービスもご提供することもできるのですね。
オンライン化もいいのですが、お客様にご来店頂くと「ついでに」化粧品をご購入頂いたり、次回別のサービスのご予約が入ったりするので、これはやってよかったと思っています。
3. 既存のお客様と良い関係性が築けている
そして、3つ目。
既存のお客様と良い関係性が築けている。
私個人としては、これが一番大切だと思っています。
要はお客様をきちんと『顧客化』できているかどうかということです。
お客様と信頼関係が築けていれば、新規集客に頼る必要もなく売上が作れるものなのですから。
ぶっちゃけ『顧客化』に関しては、コロナとか関係ないですね。
ビジネスを学んでる人は、こんなお話しを聞いたことがあると思います。
「火事と喧嘩は江戸の華」と言われたくらい江戸の町は頻繁に火事が起きていました。
火事が起こった時に、江戸の商人が必ず真っ先に持ち出したものがありました。
この話しを知っている方も多いかと思いますが、初めて聞いた方はちょっと考えてみてくださいね。
江戸の商人が真っ先に持ち出したもの、すなわち商人にとって最も大切なものです。
それは、顧客台帳。
仮に火事で店や商品が全て燃えてしまったとしても、この顧客台帳さえあれば、また商売を始めることができたのです。
これは江戸時代だけでなく現代にも通じることです。
コロナ禍であっても、あなたとあなたのサロンを信頼してご贔屓にして下さるお客様がいることで、サロンを続けていくことができます。
反対に、お客様がなかなか居着かないで常に新規集客に頼っていたサロンは、今の状況は厳しいでしょう。
何故なら、顧客にリピートして頂くことの5倍以上もコストがかかるのですから。
コロナの状況下で売上が厳しいサロンがするべきこと
では、コロナ感染者が増え、現在経営が厳しいサロンは具体的にどうしたらいいのでしょう?
まずは、ここで挙げた3つのポイントのうち、あなたのサロンができているのどれなのか明確にしてみて下さい。
そして今できているところに力を入れながら、他のできていなところにも着手していって下さい。
正直、自分のサロンはどれにも当てはまらないという方は、やみくもに物販などを始めるよりも、まずは過去にあなたのサロンに足を運んでくださったお客様に連絡をとってみることをお勧めします。
全く新規のお客様とは違って、今ご来店がないとしても過去に1度はあなたのサロンを選んでくださった方なのですから、全くあなたのサロンを知らない方よりも足を運んでもらいやすいはずですよ。
連絡の方法はLINEやメール、お手紙などでもOKです。
もちろん中には反応がないお客様もいらっしゃると思います。
そうしたお客様には「3回連絡して反応がなければ、しばらく連絡をやめる」など自分なりの基準を作ってアプローチしてみて下さいね。
「コロナ」という状況は、誰にでも平等に訪れています。
そんな中で売上を上げているサロンもあるのですから、あなたのサロンもきっと大丈夫。
大切なのは腐らずに、前を向いて打開策を考え、とにかく行動してみること。
この状況を乗り越えたサロンの未来は明るいですよ!
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