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気軽に聞いてほしい“アクセント”のおはなし

気軽に聞いてほしいアクセントにまつわる雑記です。
この世には「アクセント辞典」なるものが存在しておりまして、それにより、(放送における)統一されたアクセントを調べ・学ぶことが出来るのでございます。
辞典というからには国語辞典的な形状をしており、新人のアナウンサーが分厚いそれを手に持っているのを私も昔、見たことがあります。
ですが今このIT時代。はい、アプリです。当然アプリがあります。音声読み上げ機能もあるそうです。アプリ超便利!!

さて、さらにこちらも昔と今は違うってお話なのですが、昔は放送にのせる際は、耳馴染みはないけれど基準に乗っ取った“正しい”アクセントで発音するのが当然とされてきました。
ですが、現在は視聴者に伝わることに重きを置く傾向が見られる場合があり、対象とされる視聴者にすっと入る耳馴染みの良い方のアクセントで発音されることがあるようです。※もちろん地名等は論外です
「アドレス」や「クラブ」などがわかりやすい例でしょうか。世代や対象物によって違いはありますが、これらは、あの例の平坦でちょっと尻上がりのチャラいアクセントが主流になりつつある言葉のような気がします。

そういえば、「熊」という言葉は『ま』を強く読むのが本来の正しい読み方であったそうですが、『く』を強く読むアクセントが世の中に浸透し過ぎて、むしろこちらがスタンダードになった、ということがあったとか。
伝える側が読み方の多様性を柔軟にとらえてくれている一面を知ったような、なんだか優しい気持ちになりました。(正しさ=厳しさと思っているわけでは決してありませんが。)


余談ですが、小耳に挟んだ興味深いお話。
正しいアクセントを身につけるのは鍛錬が必要ですが…、、
アクセントは音符(音階)のようなものに近い。
故に、歌が上手い人は、飲み込みが早いそうです!
これは個人の感想です!

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