【ワンエグ】特別編で明かされた情報に関する考察と妄想と駄文


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6/29(火)に満を持して公開されたワンダーエッグ・プライオリティの特別編。しかし与えられた新情報が多く、しかも描写として分かりにくすぎて脳の負担がヤバいので、頭の整理がてらここに書き散らしていこうと思います

まずは黒幕的存在だったアカ・裏アカ、
そしてフリルの目的について整理しましょう。

◆アカと裏アカの悲しい過去の流れ(ざっくり版)

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アカ・裏アカ「ヒマだしお父さん大好きっ子な女の子AIでも作るかあ...」

フリル「父親に愛されたいです。居場所を取られたら奪い返します

アカ「あああああああああああ!!!!!(妻喪失)」

裏アカ「あああああああああ!!!!!(ひまり喪失)」

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フリル「夢を介して少女を自殺させる技術見つけました。後で父に殺されましたが夢の世界では元気です」

アカ・裏アカ「フリルが†死の誘惑†と化して少女の自殺を後押ししてる...止めなきゃ!」

アカ・裏アカ「というのは建前で、フリル追ってる内にパラレルワールドから人連れてくる技術(エッグ)見つけたンゴ。ひまり取り戻すンゴ」

アカ・裏アカ「でもエッグは女の子しか使えないンゴ…
せや!その辺の女の子騙くらかしてエッグガチャ続けてればいつかひまり戻ってくるやろ!

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フリル「あ、今ひまりちゃんを求めましたよね?邪魔します」

ドット・ハイフン・キララ「よろしく二キーwwww」

アカ・裏アカ「ヒエッ...エッグ使用者バンバン殺されるんやけど...どこかにフリル怖がらずエッグを割り続けてくれる†エロスの戦士†おらんかなあ...」


◆登場人物について曖昧な部分の整理

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◇アイ
助けたい人:小糸
先生には淡い恋心があったが、小糸の自殺に関わってるのではという疑い、母親と先生の交際などがありかなり複雑化してしまった。最終的には先生を信じることを決意。

小糸
恐らく先生の言葉通り重度のメンヘラ。
アイに抱いていた感情は恐らく嫉妬。

ネイル
助けたい人:アイル
アイルを忘れようとする度に傷が疼くので、自分のためにアイルを生き返らせようとした。実はネイルは寿がアイルをモデルに作ったAIだった。

アイル
ネイルの背中を刺しその後橋から飛び降りた。ネイルに嫉妬していたらしい。田辺が様付けしているので恐らくジャパンプラティの本当の会長。

寿
ネイルの友人。ネイルとはお互いに大切に思っていた様子。アイルと同じ人工授精で生まれた天才少女。臨死実験を繰り返して植物状態に。エッグ世界でネイルと再開。死の間際に†死の誘惑†に出会い、帰れなくなった。死の誘惑の感覚を「あどけない悲しみ」と表現する。また死と同時にパラレルワールドの実在を知覚した様子。

リカ
助けたい人:ちえみ
自分が言った言葉を受けて死んだちえみを認めたくなくてエッグを使う。お助けキャラの万年には母親のような感情を抱く。万年やネイルを失ったことを認められず復讐に挑もうとするが、生き返ったちえみがパラレルの別人であったこと、ネイルが人間では無かったことを知り、これ以上挑む意味を見出せなくなった。ある意味、ちえみと万年が死んでしまったことをやっと認められた。


助けたい人:ハルカ
解釈や説明が必要ないほど行動が一貫していて分かりやすいので割愛。

ドット・ハイフン・キララ
ゲームをクリアした少女の前に現れ、1人くらいは必ず殺す。劇中ではネイルを除き、皆何かを生贄にして現実へ生還している。
桃:パニック、リカ:万年、アイ:エッグのアイ


◆特別編でよく分からかった部分の考察

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◼️生き返りとは何か?
平行世界から特定の人物を自分の世界線に移動させること?
生き返った人の周囲の環境、記憶は元いた世界のものに改変される?

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◼️寿は何故生き返った?
寿曰く「こっちの私が死んだから移動できた」「同じ世界に2人はいられない」寿のみ、パラレルを認識しながら世界線を超えた。ネイルが生き返らせたのはアイルなので、寿は他の誰かが移動させか、自力で移動したか。

◼️パラレルから移動してきたなら、元の世界ではその人物はどうなる?
素直に考えるといなくなる。最初から存在しなくなるのか、もしくは自殺した扱いになるのかも。そうすると、少女の自殺というのは世界線を移動する手段とも言える(ただし、エッグ使用者の補助が必要)


◆エッグ世界の仕組みについての仮説

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少女は自殺すると「世界線の移動待ち状態」になる、と仮定する。

エッグ世界はパラレルワールドの狭間に存在し、エッグは全ての世界線で自殺した女の子の数だけ存在する。

エッグ使用者が下記の条件を満たすと、自分の世界線に移動待ちの少女を連れて来れる。
・エッグを割り敵を倒すと貯まる何かしらのパワーが一定量を超える
・自分の世界線に呼びたい少女の同一存在がいない(席が空いてる)

世界線の移動待ちなので、
同じ世界線で自殺した少女を移動させることはできない。

つまり、死んだ少女を同じ世界線に生き返らせることは原則的に不可能


◆疑問点に関するほぼ妄想寄りの考察

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◼️ネイルはどこへ行った?
バスに乗りどこかへ行くシーン、アイに預けたネズミ、死の誘惑と出会って何も生贄にしなかったこと、これらの状況から自殺したのだと思われる。
フリルの「人間になれる」という言葉は、AIでも自殺をすることで少女として完成し人間になれるという意味か、もしくは別世界線で人間のネイルに生まれ変われるかもという意味か?

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◼️最後に決意したアイは結局何をするつもり?
端的に言えばネイルにもう一度会いたい、とそれだけのことなのだと思う。生き返らせるということを目指すのでは無く、エッグを割った際の再開が目的。8話で同一世界線のネイルと寿が再開できた事例から、エッグを割り続けていればアイが同じ世界線のネイルと出会える可能性があるのは事実

そしてこれは奇しくもアカ・裏アカの求めていた†エロスの戦士†に該当する存在だったんですね。

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◼️アイは何故泣いていた?
ネイルの電話に出ることができなかったため?見捨ててしまったことを後悔しているのか?その後、ネイルに会いにエッグ世界へ行くことを決意しているから、ネイルがどうなったのかは知っている様子。

◼️アイの「前の学校にいる理由が無くなった」について
アイを学校に繋ぎ止めていた小糸ちゃんが他人になってしまった(加えてそれなりに友達になりたく無い人間だった)ので、普通に転校してやり直すことにした、というのが無難な解釈。沢木先生と付き合ってた母親がすんなり転校を認めていたが、交際はどうなったのか?転校前にネイルと会った場所に、転校後も通りかかっているので場所は近い=引っ越しはしていないのかも。


◆寿とネイルに関する考察を超えたほぼ妄想

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◼️アイルが帰るとネイルの居場所は無くなる?
想像でしかないが、8話のネイルとやけに親しげな寿と、アイルがネイルに嫉妬していた事実から類推するに、アイル→寿⇄ネイルという三角関係にあったのかもしれない。しかし寿とアイルは自殺してしまった。特別編で2人とも復活したがそれはパラレルの別人。ネイルを好きな寿は存在せず、アイルはひょっとするとネイルすら知らないのかも。そういう意味で居場所が無いのかもしれない。

◼️特別編で寿を生き返らせたのは誰?
完全に想像の域になるが、寿を生き返らせたのは自殺前の「アイル」かもしれない。アイルは植物状態になった寿を助けるためにエッグを使用して生き返らせようとしたが、この世界の寿がまだ完全に死んでいなかったために席が順番待ち状態になり、寿を蘇生するために寿を殺さないといけない、という状況になったのかも。寿を殺す事も、蘇生する事もできずにその内†死の恐怖†に魅入られて自殺に至ったのかも。


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ある程度スジの通る世界観を求めて、
作中の情報を自分なりにまとめてみました。
まとめてみるとアカ・裏アカはやっぱりクソ野郎だったというか
むしろ作中で味方だったタイミングが無くて驚きます。

ここまで書き散らしておいてあれですが、恐らく正解とかは無い物語なんだとは思います。それでも書き散らして心が少し落ち着きました。

とりあえず、今日はここまでということで。

2021/07/02. さりい・B

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