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ロングスカート依存から脱却 ー 筋肉質で湾曲した脚をひた隠しにしてきた私がミニスカに活路を見出した理由


ロングスカートの用法・用量は目的次第


街を歩くとロングスカートを着た人が常に視界のどこかにいる。
それどころか半径5メートル内全コンプリートしてることもあるくらい。

ためしにZOZOのスカートランキングを見てみたら、なんと50位中43個を占拠!世代に関係なくZOZOでもロングスカートが無双してました。

これほど長く多くの人に寵愛されるのには、体型カバーの文脈が強調されがちなSNSの風潮も追い風になってるのかもしれません。

もちろんロングが好きって人は全然いいんです。

ただ、体型カバーを目的にロングを常用すると脚を出すのが怖くなる、怖いからまた隠す、という底なしループにハマりやすいのも事実。

O脚の土台に筋肉を厚めにコーティングした脚が嫌で、私も気づけばループの渦に・・。

なのに服の好みは超雑食系。
トレンドも系統も関係なく気に入った服はなんでも着たい私にとって、着れる服が狭まることがストレスにもなっていました。

なんとか不恰好な脚をごまかしつつスカートを履く術はないものかと試行錯誤を開始。そうしてたどり着いたのが、ミニスカートなのです。

いきなりミニいく?!

と自分でも思いますが、やけを起こしたわけではありません。

私のように湾曲や筋肉の凹凸感など、脚の「形」が気になって隠しちゃいがちな方にこそ、ミニスカートを推したい!のです。

いやいやいや無理無理無理と思われるかもしれないですが、
あえて出すことで気になるポイントを眩すこともできるんです。

では、脚の形をカバーするミニスカ丈のポイントを
私が考える根拠とともに解説していきます!

出す範囲で脚の形は変わる(ように見える)


下記はスカート丈の比較図です。
どの丈が湾曲(O脚)と凹凸感が緩和して見えますか?

スカート丈の比較図


ミニ丈とミモレ丈はそれらがちょっと緩和されたように見えませんか?
実はこの2つには”ある共通点”があるんです。

下の画像は比較図の下半身だけを並べて拡大したものです。
丸で示した中にある赤い四角に注目してみてください。

裾付近にできる脚のスキマ


ミニ丈とミモレ丈だけ、
スカートの裾付近にできる脚のスキマが長方形になっていますよね。

つまり丈が脚の内側が地面に対し最も垂直に近くなる位置で途切れている

これこそが脚の凹凸感やO脚印象を緩和するポイントなんです。

脚の「形」印象を操作するカギは裾付近にある


まず、なんで裾付近限定なのかということ。

これはおそらく、コントラストが強くて目がいきやすいから
じゃないかと思います。

例えば白猫100匹の中に黒猫とクリーム色の猫が混ざっていたら、黒猫は探そうとしなくても勝手に目に入ってきますよね。それです。

スカートは脚の縦ライン(形)と皮膚感(色)をぱつんと分断するので、裾を起点に連続性が途切れます。
ここに上下に明確な差=コントラストが生まれ、スカートの裾周辺に視線が溜まりやすくなるんです。

じゃあ、その視線が集まる裾周りにあるのは?

布と脚だけかと思いきや、盲点なのが脚のスキマ。
人は囲まれている物の中心に自然と注意が向くので、むしろ脚のスキマは目がいきやすいと考えられます。(トンネル効果)

そこへ来てさらに、裾ギリギリに見えている脚から隠れている部分を脳が勝手に推測し、補完するというプロセスが乗っかります。(アモーダル補完)

脳内で見えている予測線を可視化するとこんな感じ↓


この内側の予測線、文字通り脳内の予測でしかないんですけど、実際の脚もこの予測線上にあるんだろうなーという錯覚が起きる。

ミニ丈をみると、内側の予測線がほぼ垂直に伸びていますよね。
ほんとはもっと外に張り出してるのに、だいぶ美化されています。

逆にひざ丈、ひざ下はちょうど強く曲がった位置で途切れているため、実際の足よりも湾曲したように見えます。

興味深いのは、ミニ丈とマイクロミニ丈の外側の予測線はほとんど同じ角度なのに全然印象が違うこと。

試しにマイクロミニ丈のスキマを長方形に修正してみたのが下の図。
修正前と比べるとミニ丈の脚の形に近づき、湾曲も凹凸感も薄れました。

外側よりも内側の予測線の方が、脚の「形」印象に及ぼす影響が大きいことが分かります。
つまりは、脚のスキマが長方形になるかどうか

ミモレ丈もスキマが長方形になるので湾曲カバーできる点は良いんですが、私の場合、足首とふくらはぎの幅差がありすぎて太く見えるのが難点。。

私のようにししゃも脚が気になるなーって方は、是非、思い切ってひざ上で長方形のスキマができる位置を探ってみてください!


まとめ


脚の湾曲や凹凸感をカバーしながらミニスカートを履くには、

裾付近の脚のスキマが長方形(脚の内側が垂直)になる丈を選ぶこと。


錯視効果により実際よりもまっすぐ「っぽく」見せられる。


さいごに

このスカートひと折するとなんか盛れるとか、今日O脚目立つな・・
といった気づきから共通パターンを探った結果が基になっています。

どれぐらい応用可能かは分かりませんが、情報共有の意味を込めて私個人の考えをまとめてみました。 

今回ご紹介した脚のスキマ理論をベースに、
マイベスト丈の見つけ方や、「形」カバーしやすいスカートの特徴、ミニ丈に抵抗がある方向けの着こなしについてもご紹介しています。

良ければこちらの記事ものぞいてみてください!


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