熱性痙攣で救急車…🚑

やはり高熱は侮れない…


それは深夜2時頃の出来事だった。
突然、息子が泣き叫んだ。


今まで聞いた事のない泣き声だったので、
私は飛び起き、息子を確認。
夫もさすがに起き、息子を抱き上げる。


とりあえず電気をつけて様子見。
泣き叫ぶ息子、顔はどんどん真っ赤になっていく。
そしてなんかたまにビクビクしている。
これはもしや世にいう痙攣ってやつじゃないのか…

これ、救急車案件じゃない?
とりあえず8000番?
どーしよ?!と、私は大パニックである。



一方で、夫はものすごく冷静だった。
息子を布団の上に一旦置いて様子を見ている。

数分、痙攣と思われる症状があったあと、
また大泣きに戻り、今度は泣き過ぎて吐きそうになっていた。


夫「とりあえず電話するわ」

パニックになる私。冷静に救急車を呼ぶ夫。
夫が電話している声を聞いて、何故か急に泣き声が小さくなる息子(謎)

救急車は10分もかからない内に来てくれた。
その間に息子は落ち着きを取り戻していた。
とりあえず、よかった。


付き添いはどちらがされますか?と聞かれて、
咄嗟に2人とも救急車に乗った。

帰りのことを2人とも全く考えてなかった(笑)


そして息子はこの時、夫にベッタリで
(軽くショックな私)
大好きな救急車に乗ったのに関わらず、
ずっと夫に抱っこされたままだった。

夫は救急車のベットの上に息子を抱っこしたまま
座ったのだった。
子供が親から離れない場合、こんな乗り方で搬送するのか…。


車内でここ最近の症状の経緯、
受診歴、コロナの可能性はないか(家族含め)等を
確認される。

サーチ測ろうとしてくれるけど、 
息子、ギャン泣きでなかなか測れず…
救急隊員さん、ほんとすんません。


近くの総合病院が小児科受け入れ可能と言うことですぐに向かってくれる。

乗ってから多分10分くらい?
コロナで受け入れ先全然決まらないって話、
めっちゃ聞いてたから少し安心した。


搬送中、ピーポーピーポーという音に息子は
反応。

いつも遊んでいる救急車と同じ音だもんね。今、大好きな救急車に乗っているんだよ。

安心したのか泣き止み、落ち着きを取り戻す。

私もこの時にはすっかり落ち着いていたが、
今度は頭がぼーっとしてしまったようで、
救急隊員の方の質問や呼び掛けを何度がスルー(笑)
夫に何度が声をかけられて、
はっ!みたいな感じだった(ポンコツ)



病院に到着し、先生に診てもらう。
診断はやはり熱性痙攣。

耳も診てもらい、中耳炎の症状がしっかりあるので、そこからくる高熱でしょうとのことだった。

小児科の先生、説明がわかりやすくて、優しい。

素敵。心強い。私の心を鷲掴みである。

先生によると、熱性痙攣を起こした子は
続けて2回起こすこともあり、その場合は
原因が他にある可能性があるため、
入院が必要になるらしい。

今回は一回目の痙攣であり、意識もハッキリしていて、現状普段通りに戻っているので、
問題ないでしょうとのことだった。

もし帰って2回目の痙攣があればまた救急車を呼んですぐ来るように言われる。


そして今後も痙攣があれば、遠慮なく救急車呼んでねと言ってくれた。
髄膜炎とか他に原因があると大変だから、念には念をとのことだった。

とにかく優しい先生でよかった。


診察が終わり、診察券をGETし、
もう帰宅して良いと言われてから、
足がないことに気づき、タクシーを呼ぶ。

何故、2人とも救急車に乗ってしまったのか、
今思うと不思議だ。

タクシー来ず、15分くらい待つ(田舎なもんで)
帰宅後、息子はグズグズ言いながらなかなか寝ず、熱冷ましの座薬入れて朝方寝たのでした。


今回の件で、
熱性痙攣ってよく聞くし、近所の子も何回か救急車で夜中に運ばれてたけど、まさか自分の子がなるとは思ってなかったので本当にびっくりしたよ。

これまでも高熱は何度も出てたけど、
2日くらいで下がってたし、割と元気やったから
油断してたんかなぁ。
まぁでも防ぎようが無いわけで。

今回、熱がぜーんぜん下がらないので
おかしいなぁとは思ってたんやけど…

熱性痙攣の情報、Twitterで見て調べてはいたけど、いざ自分の子が目の前でなると私はパニックになってしまった。


動画も撮れず、#8000も119もまともに押せない私(笑)今回ばかりは夫が冷静に対応してくれて助かったです。

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