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ホープフルS(と金杯)はいつやるべきか

サリエリです。
今日は、ホープフルS(と金杯)をいつやるべきかというテーマで書いてみたいと思います。以前からモヤモヤすることの多い部分だったので、ここで言語化してみたいと思います。

経緯

ホープフルSは、2017年にG IIからGIに昇格されました。昇格前は有馬記念と同日に行われていましたが、昇格に伴い、有馬記念の2、3日後に行われるようになりました。

ホープフルSの問題点(私見込み)

これまで、「有馬記念が年内最後!だからこそ、何としてでも馬券を当てたい!楽しみたい!」という感覚が定着していたファンとしては、有馬記念の「風情」が失われたように感じられます。
また、平日に行われることから、多くのサラリーマン(私含む。)にとって、ゆっくり馬券を検討し購入することもできません。当然、レースをゆっくり楽しむこともできません(終業後にトイレでこっそりレース映像を見たりしていました🥺)
ネットでのファンの反応を見ていても、多くの方が同じように感じているのではないかと思っています。

JRAの考え

ファンの心理をJRAが全く把握していないことはないと思います。にもかかわらず、JRAはなぜ有馬記念後のホープフルS施行を続けるのでしょうか。

よく言われている理由の一つが、有馬記念後にやった方が売上が良いということです。実際、有馬記念から金杯まで日数のなかった2020年は、有馬記念の前日にホープフルSを行いましたが、売上が前年比でマイナス43.7%となったようです。
また、有馬記念から金杯までの間隔を開けたくないという心理も働いているようです。開けるとファンの競馬熱が冷めるということなのでしょうか。
【ソース:https://biz-journal.jp/gj/2021/08/post_241550.html

個人的な想い

JRAは、売上至上主義に走っている気がします。
JRAの理事長は、年頭挨拶などで「ファンあっての中央競馬」という言葉をよく使います。騎手などもよく使います。しかし、ホープフルSの今の施行方法は、ファンの気持ちを全く大切にしていないと思います。

ひょっとすると、JRAは「有馬記念後の方が売上が伸びているのだから、ファンをそちらを望んでいる」のだと勘違いしているのではないでしょうか。
今はネット投票が使える時代です。競馬が好きで馬券が好きな人であれば、仕事があっても馬券は買いますよね。でも、馬券を買うことと今のやり方を支持するかどうかは、全く別次元の話です。
もし、JRAの職員が上記のような感覚でいるのだとしたら、今すぐに認識を改めてもらいたいですね。

また、有馬記念から金杯まで間隔を開けたくないという考えについても違和感があります。むしろ、「早く金杯の馬券を買いたいー!」と思いながら数日をじれったく過ごすこともまた、風情があって良いのではないでしょうか。少なくても私はそうです。

代替案

1月の第一週目の土曜日に金杯、日曜日にホープフルSを施行

<理由>
・1月はGIレースがない月なので、1月にもってくれば盛り上がる
・朝日杯FS勝ち馬とどちらが最優秀2歳牡馬なのか問題が解消される
・「ホープフルS+クラシック3冠+有馬記念=3歳5冠」という新たな勲章が生まれ、関係者にとってもモチベーションになる(3歳5冠馬には報奨金を出すとか)

なお、突然「金杯」のワードを出しましたが、金杯も平日にぶつかることが多く、ホープフルS同様ゆっくり楽しむことができません。そのため、週末に移行して、「金杯&年明けいきなりのGI ホープフルS!」として売り出せば、売上もかなり伸びるのではないでしょうか。


JRAには、もっとファンの気持ちに寄り添った競馬運営をしていただきたいと切に願います。

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