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ジャパンカップの思い出

こんにちは。サリエリです。

今日は、ここ20年くらいのジャパンカップの中で、色々な意味で思い出(記憶)に残っているレースについて書きたいと思います。

そのレースとは、今年と同じ3冠馬同士の激突となった2012年の第32回ジャパンカップです。

この年のジャパンカップは、今年と引けを取らないくらい豪華なメンバーが集まりました。

クラシック3冠馬のオルフェーヴルをはじめ、牝馬3冠を達成したジェンティルドンナ、ダービー馬エイシンフラッシュ、翌年と翌々年に天皇賞(春)を連覇することになるフェノーメノ、その他にもルーラーシップ、トーセンジョーダン、ローズキングダム、前走の凱旋門賞でオルフェーヴルを破った外国馬ソレミア(あのオルフェは本当に本当に惜しかったっ!!泣)等々、今見返しても目移りしてしまうほどのメンバーでした。

そんな中、勝ったのは3歳牝馬のジェンティルドンナでした。それも、クラシック3冠馬のオルフェーヴルとの壮絶な叩き合いを制してのもので、とても迫力がありました。

しかしこのレース、直線でのジェンティルドンナの進路取りがオルフェーヴルの進路を妨害したのではないかということで審議となりました。結果的には到達順位のとおり確定しましたが、この裁決については、ネット上でも結構な数の賛否両論があったと記憶しています。

当時の自分は、オルフェーヴル陣営に同情しつつ、あの程度のラフプレイであれば、勝負のうちではないかなと思い、裁決に納得していました(個人的な馬券はフェノーメノから買っていたので、どちらにしても外れだったのですが…苦笑)。

勝負の世界にタラレバは禁物とよく言いますが、仮に現在の裁決のルールに従えば、99%ジェンティルドンナは降着になっているでしょう(あの不利がなければ、オルフェーヴルはジェンティルドンナに先着できたと見なされると思います)。

オルフェーヴル陣営からすれば、今見返しても歯がゆいレースだと思いますし、現在のルールでやれていれば…と思うレースだと思いますが、逆に言うと、このようなレースがあったからこそ現在の裁決ルールが作られたとも言えるわけで(現在の裁決ルールが良いか悪いかは別にして)、何とも言えない気持ちになります。

とりとめのない話になってしまいましたが、最後に一言だけ。

岩田さん…この頃のガッツのある騎乗(イン突き!)好きだったんだけどな~最近はすっかり大人しくなってしまって(´・ω・`)

もっとガッツのある騎乗が見たいです!


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