Salesforce 認定アドミニストレーター研修:これまでに学んだこと 1万字超え
Salesforce の基礎
Salesforce とは?
企業と顧客を繋ぐ管理ソリューション
顧客一人一人の情報を一元管理できる統合 CRM プラットフォーム
製品群:Sales Cloud, Service Cloud, Marketing Cloud, Commerce Cloud, Analytics Cloud, Platform, etc.
特徴:セキュリティ設定、データ一元管理、データ分析、ヘルプ&トレーニング
マルチテナントクラウド:マンションの各部屋を借りるイメージ。他組織は入れない
Salesforce 実環境(中身)の基礎学習
本番環境とテスト環境:本番は顧客向け、テストは開発・検証用
サンドボックス環境:本番環境のコピー
デベロッパー環境:独立したテスト環境、自由に操作可能
設定変更のための準備
デベロッパー環境へのサインアップ
姓名、会社名、メールアドレスの入力
Salesforce の具体的な設定について
初期設定
会社情報とユーザー
Salesforce では 1 人 1 アカウント
ユーザー削除は不可、無効化は可能
言語、日付、タイムゾーン設定
会計年度と通貨
会計年度:標準 or カスタム設定、カスタム設定は一度有効化すると無効化不可
通貨設定:マルチ通貨設定有効化で複数通貨使用可能、有効化したら無効化不可
入力
入力と活用
Salesforce への入力で様々なアウトプットが可能に (レポート、分析、可視化など)
Todo と行動
行動:特定日時で行うスケジュールの管理、アラーム、添付ファイル機能
Todo:将来のやることリスト、状態管理は手動
活動履歴に記録可能、活動漏れや作業分担時にユーザーやキューに割り当て可能
どちらもカスタマイズ可能:新規項目作成、入力規則、ページレイアウト変更
カレンダー
行動は自動で Salesforce 内のカレンダーに登録
独自のカレンダーも作成可能 (商談完了予定日別、全社公開カレンダーなど)
コミュニケーション
Chatter
Salesforce 内の社内 SNS 的ツール
商談に紐づいたコミュニケーションが可能
Chatter フィード、グループ、メンション機能
モバイルアプリでも活用可能
Slack とのコラボレーション
Salesforce が Slack を買収、将来的に Chatter と統合される可能性
ユーザー登録
ユーザーとは
Salesforce にログインし、各種操作を行う人
全員ユーザー登録が必要、ライセンス発行が必要
新規ユーザーの追加
設定のホームからユーザーへ移動
「新規ユーザー」ボタンをクリック、複数ユーザー追加も可能
ハンズオン:ユーザー登録
ユーザーレコード作成
必須項目入力、保存
セキュリティ
ネットワークアクセス
IP アドレス制限:会社が信頼する IP アドレスからのみログイン可能
信頼済み IP 範囲追加で、コンピューター有効化不要
パスワードポリシー
パスワードの制限やログイン制限に関するポリシー設定 (有効期限、最小文字数、 ログイン失敗回数、ロックアウト有効期間など)
MFA (多要素認証)
ID とパスワード以外に認証が必要 (携帯アプリ Salesforce Authenticator と連携)
私のドメイン
Salesforce URL を変更可能、セキュリティ強化に繋がる
シングルサインオン
一回のログインで複数アプリケーションにアクセス可能
状態チェック
Salesforce セキュリティ状態を 1 ページでチェック可能
Salesforce の権限について
オブジェクト権限
オブジェクトごとに参照、作成、編集、削除権限を設定可能
特定ユーザーのオブジェクト内での活動を制限
プロファイル
複数のアクセス権限をまとめたもの
ユーザー作成時に必ず 1 つ割り当て
UI が変化:見える項目、タブ、レイアウト、アクションなどが変わる
標準プロファイルとカスタムプロファイル:標準は編集不可、カスタムは自由
権限セット
プロファイルに追加で権限を付与、特定ユーザーのアクセス権限を細かくカスタマイズ
1 つのプロファイルに複数権限セット割り当て可能
権限セットグループ:権限セットをまとめてグループ化、ミュート権限セットで特定権限無効化
項目レベルのアクセス権限
項目単位でユーザーのアクセス権限を制御:参照、編集を制限
オブジェクト権限よりも厳しいセキュリティ適用
Salesforce のレコード設定
レコードの所有権
Salesforce レコードには「所有者」設定
所有者はレコードにフルアクセス:参照、編集、共有、所有権移行、削除
共有設定
組織全体の共有設定:自分以外のレコードへのアクセス権を決定
非公開:自分のみアクセス
公開/参照のみ:全員参照可能
公開/参照・更新可能:全員参照・編集可能
公開/参照・更新可能/所有権移行:リードとケースのみ有効、全員参照・編集・移行可能
原則は非公開設定から必要な部分を開放
ロール階層
企業の組織図に相当、上下関係を定義
上位のロールは下位のロールが所有するレコードにアクセス可能
1 オブジェクトに最大 300 個の共有ルール設定可能
共有ルール
ロール階層以外のユーザーにアクセス権を付与
特定の条件で特定のユーザーグループにレコードへのアクセス権を開放
チーム設定と共有の直接設定
商談チーム、取引先チーム、ケースチーム:複数人で 1 つのレコードを管理する場合に利用
共有の直接設定:特定の 1 レコードへのアクセス権を特定ユーザーに付与
制限ルール
組織の共有設定や共有ルールで絞り込んだアクセス権限に、さらに制限を加える
Enterprise & Developer Edition はオブジェクトあたり最大 2 つ、 Performance & Unlimited Edition は最大 5 つ設定可能
オブジェクトの概要と詳細
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?