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[第50問] Salesforce認定Platformアプリケーションビルダー

本講座はSalesforce認定Platformアプリケーションビルダー試験の過去問、模擬問題の解説を行っております。


問題

ユニバーサルコンテナは、いくつかの価格オプションを備えた新しい製品バンドルを公表したいと考えています。価格オプションには、製品価格バンドル、アカウント固有の価格設定などが含まれます。どの機能を用いて実現したら宜しいですか?

□ Lightningプロセスビルダー
□ 製品価格設定用のカスタムAppExchange-app
□ 商談/商談商品の数式項目
□ 商談/商談商品のワークフロー

正解

✔︎ Lightningプロセスビルダー
□ 製品価格設定用のカスタムAppExchange-app
✔︎ 商談/商談商品の数式項目
✔︎ 商談/商談商品のワークフロー

解説

製品バンドルとは、複数の製品を組み合わせたセット商品の事を指します。

製品バンドル毎の価格オプションは商談商品と価格表により表現でき、

例えば、製品A、製品B、製品C、価格オプションの組み合わせのバンドルがあったと仮定すると

バンドル①:製品A+製品B, 標準価格=¥15000, 価格オプション=10%割引
バンドル②:製品A+製品C, 標準価格=¥12000, 価格オプション=送料無料

標準価格については標準価格表で対応し、10%割引のような場合は「10%OFF」の価格表を作り、価格表に10%割引した金額を設定しておけば対応できます。

商品と価格表のイメージ

問題は送料無料のようなオプションの場合です。

この場合は、製品バンドル②だったら、商談金額から送料分を差し引きするような数式項目が必要になるでしょう。

次に、価格オプション要件の「アカウント固有の価格設定」についても考えてみましょう。

こちらも例にして考えてみます。

株式会社ABCの場合、割引20%
株式会社XYZの場合、割引10%

会社毎に価格が変わってくる事かと思われますので、商品と価格表だけでは要件に対応できず、取引先から金額判定をする必要がある事がわかります。

つまり、商談に商談商品が追加変更されたタイミングで、取引先の割引項目から割引率を取得して、商談の金額を再計算させる…

というような自動化処理が必要になるので、プロセスビルダーワークフローの機能実装も必要と判断できます。

正解は下記となります。

✔︎ Lightningプロセスビルダー
□ 製品価格設定用のカスタムAppExchange-app
✔︎ 商談/商談商品の数式項目
✔︎ 商談/商談商品のワークフロー

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