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北大野宿

私は野宿愛好会に所属しているので、定期的に野宿をすることにしている。夏休みということで、5泊6日の福島実習からそのまま、30泊31日の十勝の住み込み牧場バイトへ行くのだが、経由で札幌に寄るので、いい機会だと思って、北大で野宿を決行してみた。

まず、北海道大学(通称北大)のイメージとしては、立地がいい、自然で溢れてる、クラーク先生って感じだったが、まさにその通りだった。唯一驚いたことは構内にセイコーマートという24時間営業の比較的な大きめ(酒の品揃えが豊富)なコンビニがあったことぐらいだ。トイレもあり夜も朝もお世話になった。

札幌に着いたのが21時30分ごろで、そのまま北大に向かい帰宅中の学生、先生方やランニング中の人がいるなか、挙動不審で、キャリーケース、テント、リュックを背負い野宿できそうな場所を探してた。テキトーに良さげな芝生があったので、テキトーに野宿しようとテントを張ろうと思ったのだが、看板に「テント張り禁止」とあったので、寛大なので、テントを張らずに、エアマットと寝袋で寝たが、蚊の音以外は気にはならなかったので、いい野宿スポットだなと改めて感じた。なんだかんだ1時ごろになると熟睡できた。

朝起きたのは、6時前だった。起きたら、周りにウォーキング中のおばさんがいて、後ろにはクラーク先生像がいて、割と目立つ場所で寝てたんだなーと感じた。クラーク先生も僕の大志に感動しているんだろうなと思いながら、エアマットの片付けをしていたのだが、おばさんに声をかけられ「ホームレスかと思った」「どこから来たの?大阪?すごいね」「これから、牧場に行くの?いいね」「ここで寝るの、羨ましいわ」など軽くおしゃべりした。阪大で野宿して朝にラジオ体操しに来るおばさんたちより、鍛え上げられてるな、さすが北の大地と感じた。すぐに帯広行きのバスに乗らないといけないため、北大を出たが、また、機会があれば野宿したいなと思う。記念に北大ボールペンを買ったので、私は北大関係者なのだから、今度は堂々とテントを広げたい。

・北海道大学

立地
☆☆☆☆☆(札幌駅から徒歩10分、24時間営業のコンビニもたさんある)

快適度
☆☆☆(テントを張れない、人の目につきやすいので)

風情
☆☆☆☆(歴史のある建物がたくさんある、木も芝生も沢も整備されてる)

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