公園で採ってきた高級キノコで漢方を作ってみた話part2
10日間の教養強化合宿のため、福岡へ向かっている。飛行機の中で、暇潰しとして執筆をしているが、初回に書いたキノコ採りの話の続きを描こうと思う。
教養強化合宿について、気になっている読者の諸君もいると思うが、それはまた今度にしよう。
前回の続編なので、前回の話を知らない読者はこちらから読んでいただきたい↓
さて、マンネンタケを千里公園で採ってきたのだが、今回は漢方茶を作るところから、味見したところまでを紹介しようと思う。
*用意するもの*
・包丁・まな板
・ボウル
・乾燥ネット
・ポットorやかん(熱湯対応の容器であれば可)
・マンネンタケ
・熱湯
1,まず、採ってきたマンケンタケを乾燥させるために、表面をさっと水で洗い、包丁などで適当なサイズにカットする。
2,適当なサイズにカットしたマンネンタケを、ネットなどを使い、2,3日完全に乾燥するまで、外に干しておく。ちなみに、筆者は玉ねぎネットを代用した。
3,そして、乾燥マンネンタケをこして、マンネンタケ茶を作っていく。熱湯の中にマンネンタケを入れて、薄い黄色になるまで放置。色が出るとマンネンタケを取り除いて完成という、簡単な作業である。
分量としては、様々な諸説があるが、私は1Lの熱湯に対して、30-50gの乾燥マンネンタケを入れることにしてみた。
〜ここからは試飲〜
さて、マンネンタケ茶は紹介してきた通り、漢方であり、素材のマンネンタケは高級品である。
必ずしも値段と性能は比例するわけではないが味と効能には期待していい要素はあった。
まず、匂いはというと、キノコ感マシマシである。私はキノコを食すのは苦手なので、苦手な匂いだ。(だが、キノコ採りは好きである。)
色は先程紹介したとおり、薄い黄色である。
ということで、飲んでみた。
......... ......... ......... ......... .........ん、なんというか
......... .........。ただ、ただ苦かった。表現するならば、木の味だ。確かに、マンネンタケの断面は木みたいだったが、味まで木とは…
ということで、マンネンタケ茶を飲み機会があれば、苦いということを頭に入れておくように。
まぁ、漢方だから当たり前なのか。
ところで、効能はというと、1週間ぐらい飲んだが対して変わらない。20代ということもあり、年齢的に代謝がよく漢方ごときじゃ変わらないという理由があるかもしれないが。
今度、マンネンタケを手に入れた時は、マンネンタケを業者に売ろうか検討してみよう。しかしながら、久しぶりにキノコ採りをしたいものだ。春が待ちどおしいと思う今日である。