【特集】モタのホームランを振り返ってみた
こんにちは、サク来です。
今回の特集では、今シーズンまで在籍したイスラエル・モタ選手がサラマンダーズで放った合計20本のホームランを振り返ってまいります。
現在、KALの本塁打記録を持っているモタ選手のパワフルな打撃を思い出しましょう。
Title Photo by @KpbProject
各種本塁打の内訳
モタ選手はシーズン中に18本、グラチャンで2本のホームランを放ちました。
各球団の内訳を見てみると、
大分B・・・5本
北九州P・・・12本
SB3軍・・・1本
士別SB・・・2本
となります。
こう見ると、大半を北九戦で荒稼ぎしており、意外と大分B相手からは記録していないことが分かります。
また、状況別を見てみると、
ソロホームラン・・・5本
ツーラン・・・6本
スリーラン・・・7本
グランドスラム・・・2本
となります。
得点圏に強いことが分かりますね。
なお、22シーズンは合計130塁打を放ったモタ選手ですが、ホームランだけで80塁打を稼いでおり、パワーヒッターの素質を見せてくれました。
それでは、ここからホームランを振り返って参ります。
※第〇号:○○戦のところをクリックすると、一球速報のページへと飛びます。
振り返り(シーズン1~7号)
2年ぶりとなった日本での第2打席。
経験豊富な歴戦の戦士・伊藤選手から特大の一発を放ちました。
フォロースルー後の確信歩きは、今見ても痺れます。
KALにその名を轟かせた第1号です。
4点を追う3回、一点差に迫る一発を放ちました。
レフトに一閃と描いたツーランホームランでした。
再び4点を追いかける展開となった7回。
水本選手に対し執拗に牽制する西森選手に惑わされず、初球を振り抜き1点差に。
確信歩きも見れた、マルチホームランとなりました。
小林選手の犠牲フライで幸先よいスタートを切り、4番。
バッティングカウントから振り抜いた打球はスタンド越え。
湊選手をノックアウトしました。
なお、今回は確信立ち止まりを披露。
約2週間ぶりのホームランは同点打。
1点を追いかける8回に、地元・山口出身の本村選手から放ちました。
これがモタ選手のビジター初本塁打となりました.
5月1日にも、2日連続ホームランとなった6号は、またもや同点弾となりました。
初回の併殺打を引きずらない風に感じさせました。
なお試合は負けた模様。
翌週に行われた再び北九州P戦。
再び櫻井投手と対戦したモタ選手は、軽く振り抜きスタンドイン。
再戦もリベンジさせることはありませんでした。
振り返り(シーズン8~14号)
元NPB戦士同士の対決となったモタ選手。
ドラフト1位戦士を砕いた一発は、試合を決定づけた逆転弾となりました。
先週の試合のストレスをこれでもかと発散させました。
この日4打席連続凡退に屈したモタ選手の第5打席。
鬱憤を晴らさんばかりの追い打ち攻撃をかけました。
この一発が、今現在唯一のSB戦でのホームランとなっています。
三度櫻井投手と対戦しましたが、お得意さんと言わんばかりに初球打ちでホームラン。
またもや確信立ち止まりを見せてくれた先制弾となりました。
この辺りからホームランは打つも打率に陰りが見えるようになりました。
6月は不振に陥り、フレッシュブレークも行ったモタ選手。
初回に先制弾を放ちますが、その後の打席は凡退に終わり、チームも敗戦。
打率も下降気味になってきました。
11号ホームラン以降、打率を.250まで落として、迎えた北九州P戦。
序盤から一方的な展開の中、7回に追撃弾を放ちました。
ここから火の国打線が爆発します。
9回に打線が大大爆発し、モタ選手はこの試合2本目で、KAL2本目のグラスラを記録しました。
なお、この後の打席でヒットを放ち、ちゃっかり猛打賞も記録しています。
巨人時代の同僚対決となったラモス選手との対戦で、バックスクリーン直撃未遂となったホームラン。
久々の一発で、ベースを駆ける姿は軽やかに感じました。
ビハインド展開の中で、一矢報いた形となりました。
振り返り(シーズン15号~18号、グラチャン1・2号)
7点ビハインドで挑んだ最終回。
柏木選手・グスタボ選手の出塁に続くモタ選手はバックスクリーンにぶち込みました。
その後、水本選手にも一発が出て、最後の最後に爪痕を残しました。
同点に追いつかれ、逆転を狙う5回、相手のエラーから広げたチャンスを見事決めました。
スイングした後、一瞬体制を崩したのでどうかと思いましたが、パワーで押し切り、逆転勝利に貢献しました。
序盤で勝負を決めたサラマンダーズでしたが、5回の猛攻でホームランを放ちました。
敗戦処理として登板した阿部選手を完膚なきまで叩きのめしました。
なお、この時点で打率は3割近くまで戻り、復調の予兆を見せてくれました。
ホームランを放った次の打席。
2打席連続ホームランで、ベンチも大盛り上がりしました。
この一本が、シーズン最後の一本となりました。
グラチャン初戦となった士別SB戦でしたが、初回から豪快な一撃を放ちました。
木村投手の真ん中に入った2球目を振りぬき、場外まで飛ばしました。
この一撃こそ、後の大量得点に火をつけたとも考えられます。
現時点で日本最後のホームランとなった追い打ちムラン。
こちらも甘く入った直球を流してスタンドインさせました。
2回終わって10得点と勝ちを確信した熊本をもう一度熱くしました。
なお、試合は23得点と翌日の信濃GS戦に向けて弾みをつけました。
いかがだったでしょうか。
今回はモタ選手のホームランをすべて振り返りました。
今現在、ニカアグラのティグレス・デル・チナンデガにてプレーを続けているモタ選手。
これからも彼の動向から目が離せません。
成績(ティグレス・デル・チナンデガ)