【応援歌】汎用応援歌・後編 ー歌詞はメッセージに全振りしろー
こんにちは、サク来です。
今回は、汎用応援歌・後編でございます。
昨日公開した前編を読んでいただければ幸いです。
後編では、メロディと歌詞に関して話を広げてまいります。
汎用のメロディは単調に
独立リーグの応援歌の傾向として、凝ったメロディ(音符が詰め込まれている、半音が巧みに用いられている応援歌等。例:茨城AP 野中大輝選手)が用いられることがあります。
これは、応援団のスタイルがNPB諸応援団に比べ、自由であるためといえます。
一方、それに比べ汎用応援歌は大人しいメロディが目立ちます。
神奈川FDの個人応援歌はエモいメロディが印象に残りますが、このドリームスのテーマでは、それらに比べて落ち着いた雰囲気が見受けられます(それでもエモの雰囲気を感じるのは置いておいて)。
個人応援歌を凝ったなものにするなら、汎用応援歌はなお単調なものにすべきです。
そうすることで、汎用応援歌と個人応援歌の違いが一目瞭然となります。
サラマン隊の汎用テーマ2番は、わかりやすく単調なメロディで構成されています。
あまり凝りが少ないメロディは、ほかの応援歌を際立たせて、且つ汎用的な意味合いを含みます。
歌詞はゼロか100か
歌詞に関しても、汎用応援歌には強いメッセージ性や独特な言い回しが用いられることがあります。
上記に示した2つの曲はいずれもメッセージが強く、個人応援歌のように選手の特徴に触れるものが少ないと感じます(例:選手のプレースタイルに着眼点を置いた単語【パワフル、スピード】、選手にかけた単語等)。
汎用応援歌は、その対象の選手に向けて作るため、誰にでも当てはまる歌詞に仕立て上げなければなりません。
そのため、汎用応援歌はメッセージ性が強い応援歌が多く見受けられます(またはヒッティングにおける単語。【ホームラン、ヒット、かっ飛ばせ】等)。
一方、逆にメッセージを込めない汎用応援歌も多く存在します。
シンプルな応援歌には、歌詞だけでなくメロディも明らかなものが多く見られます。
先ほども述べましたが、サラマンダーズの汎用テーマ2番もシンプルな歌詞にシンプルなメロディで構成されています。
汎用応援歌の歌詞は、ゼロか100か。
作る上で気にすると、個人応援歌がより際だったものになります。
前後編を通して
今回は、汎用応援歌についてお話ししました。
前編では汎用応援歌の存在意義についてを、後編では歌詞・メロディにおいて大切なものについて語らさせて頂きました。
NPBのオープン戦では特に顕著にみられますが、汎用祭りとなって一部ファンが盛り上がることが見られますね。
個人応援歌に比べて控えめがちな汎用応援歌ですが、実は一番耳にする可能性のある応援歌でもあります。
独立リーグの汎用応援歌も面白い汎用応援歌があるので、YouTubeで聞いてみてください。
最後に、サク来の好きな汎用応援歌を紹介して終わらさせていただきます。
勿論、昨日のものとは別です。
それでは、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?