【考察】なぜ今年の火の国は優勝を逃したのか-強くて弱かった火の国サラマンダーズ2024-
2024年、ファンは火の国に大きな期待を抱いていた。
馬原政権で成し遂げたリーグ3連覇・2年連続日本一。
24シーズン、それを超えるために多くの実力者たちが集まった。
他リーグ他球団の4番やエースピッチャーから、ポテンシャル十分な若手選手、さらに同じくKALで素晴らしい記録を残したプレイヤーに豪快な助っ人、経験豊富なコーチ陣、そして横浜の黄金期を知る監督。
リーグ4連覇・日本一3連覇、それを達成するにはあまりにも十分とも言えるメンツが揃った。
昨年築き上げた高い壁を越えてくれる、火の国ファン誰もが、そう信じていた。
2024シーズンが終わった。
KAL王者に輝いたのは、北九州Pだった。
火の国はシーズン中、首位の座をわずか一瞬しか手にすることができなかった。
一度は捉えるも、それは瞬く間に遠い存在となっていった。
火の国は負けたのだ。
ファンは絶望と怒り、悲しみに暮れた。
「強くて弱い」
サク来は「強くて弱い」と今年の火の国をよく形容していました。
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