【応援歌】韻を踏んで詩に流れを宿す
Yo, man.
Yeah yeah yeah!
チェケラッチョ
俺の名前はサクライ
応援で巻き起こす竜巻
落雷する稲妻みたいに熱くなる
好きなゲームはラブプラス
マイナスもプラスに変えそこに愛を加えた桜吹雪
そうだぜ、俺がサク来(Sakura-I)
よく覚えとけ
(ホーンの音)
ここまでブラウザバックしないでくれたこと、感謝しております。
こんにちは、サク来です。
今回は応援歌における「韻(≒ライミング)」についてお話して参ります。
韻って何???
そもそも韻とは何か、知らない方もいらっしゃるかと思います。
韻とは、同じ言葉・音・母音を持つ言葉を、語尾や接頭部などで繰り返して用いられていることを差します。
韻を踏むという語句は、その行為を言います。
先ほどのラッパーの言葉を例に見ていきますと、
この太字部分に注目していただきたいです。
「サクライ」は「あ・う・あ・い」の母音で形成されているので、この「あ・う・あ・い」で成り立っている「落雷」や「竜巻」の語句は韻を踏んでいます。
更にその後の「熱くなる」と「ラブプラス」も「あ・う・う・あ・う」で同じ母音なので、韻を踏んでいることになります。
韻が綺麗にかつ上手に踏まれている時は「韻が固い」と称賛します。
英語ではライミングと呼ばれてもいます。
応援歌と韻
韻を踏んでいる様子は
応援歌において韻が踏まれる場面は多いとは言えませんが、いくつか存在します。
例として、
私は応援歌において、単語で踏むよりも最後の一文字さえ合って入れば十分だと考えています。
語尾で踏むことは、曲の流れを一気につけれらるため、応援歌の作詞の際には余裕があれば踏めるポイントを探しています。
但し、そこで語彙が無茶苦茶になりかねないので、纏まりを意識するなら必要はないかなぁと思う次第です。
サラマン隊の応援歌では、河添選手の応援歌が印象的ですね。
この応援歌は後半で硬派に3回も踏んでいることが特徴で、そんちょうさんの詩的な表現が刺激的に効いています。
今回は以上となります。
応援歌を作る表現者は韻を踏むことを頭に入れていても損はしないかと思います。
最後にサク来が好きな韻の固い応援歌を紹介して閉めさせていただきます。
どこで韻が踏まれているか、探してみてください。
それでは、また。
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