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【プレイバック#24】かすかに捉えた希望の光(2024.6.29-7.11)

こんにちは、サク来です。

今回のプレイバックでは、藤崎台での大分B戦、ビジターで挑んだ北九州P、小林での宮崎S戦を振り返ります。

24シーズン 6/29 vs大分B@藤崎台

雨天により試合開始前中止

一球速報より

梅雨の九州は降る量と時間がえげつなく、この日は前日未明より降り頻る雨が止まりませんでした。
試合前中止となり、未消化試合が夏場に転がっていくます。

24シーズン 6/30 vs大分Bダブルヘッダー第1&2試合@藤崎台

雨天により試合開始前中止

一球速報より

中止発表後はグラウンドに水溜りができていましたが、昼過ぎは嘘みたいな太陽が熊本を照らしました。
運営って難しいですね。


24シーズン 7/5 vs北九州P@筑豊緑地

火の国4-1北九州P ○松江 ⚫︎川﨑 H波多野 S山口翔

一球速報より

首位・北九州Pとの三連戦。
火の国は初回、先頭のアルバレス選手がヒットで出塁すると、続くこの日からチームに合流した新加入・日下部選手もヒットで続きチャンスを作ります。
3番・大河選手のタイムリーヒットで先制すると、5番・オマール選手の打席にて相手投手の暴投があり、この回2点を加えます。
先発の松江選手は初回に2死満塁のピンチを背負いますが、6番・宮本選手を凡打に打ち取り、切り抜けます。
3回に和希選手のタイムリーで1点差に迫られますが、崩れることなく1点のリードを守り抜きます。
8回に2死2・3塁のピンチを背負うと、荒西監督代行は波多野選手と交代を告げます。
5番・中村道選手に四球を与えますが、続く宮本選手をフライに打ち取り、白星を死守しました。
スコアが動いたのは9回、先頭・山口嶺生選手がヒットで出塁すると、代走・大城戸選手が盗塁を仕掛け、相手のミスを誘い3塁まで進みます。
このチャンスで大河選手が再びタイムリーを記録すると、モタ選手も続き、4-1まで点差を広げます。
裏の守備では守護神・山口翔選手が登板しますが、四球で1死満塁の大ピンチを背負います。
2番・横山選手に投じた5球目は、併殺打となり試合終了。
火の国、北九州P戦久々の白星となりました。


24シーズン 7/6 vs北九州P@下関

火の国10-9北九州P ○丹 ⚫︎荒巻 S吉村 本塁打 大河2、モタ14

一球速報より

相手先発は宮崎S相手にノーノーを達成した荒巻選手。
そんな荒巻選手を初回から攻め立てます。
2番・日下部選手がヒットで出塁すると、続く大河選手がレフトへ打ち込むツーランホームランを放ち、先制に成功します。
さらに1死2・3塁の場面で今津選手が犠牲フライを放ち、初回から3点を得ます。
先発は前回登板で悔し涙を流した丹選手。
裏に中村道選手にタイムリーを打たれ1点差まで追いつかれ、乱打戦が脳裏にちらつきます。
3回、先頭の大河選手がヒットで塁に出ると続くモタ選手が3球目を引っ張り、ツーランで再び突き放します。
さらに6回に今津選手のタイムリーで1点を、7回に相手投手の暴投で1点、8回に日下部選手のKAL初打点となるタイムリーツーベースで3点を加え、追いつきを許しません。
丹選手は5回に1点を失いますが、結果的に6回3失点被安打7の四死球1で後続に託します。
7回に登板した山田選手でしたが、ピンチを背負うと和希選手・中村道選手に連続タイムリーを打たれますが、勝ち投手の権利を絶やすことなく皇族を抑えました。
8回は波多野選手が無失点に抑え、迎えた9回、山口翔選手が2試合連続登板しました。
先頭の横山選手を空振り三振に抑えますが、そこから三者連続で四球を与え、6番・河野選手に走者一掃のタイムリーを打たれ、さらに続く薮選手に四球を与えたところで吉村選手とスイッチ。
一打同点の場面でしたが、宮本選手、代打・宮原選手を抑え、北九州P戦勝ち越しを決めました。


24シーズン 7/7 vs北九州P@下関

火の国1-11北九州P(7回コールド負け) ○タバーレス ⚫︎田島

一球速報より

3タテを狙う火の国ですが、先発・田島選手が初回に3失点。
3回にも2点を失い、直後の攻撃で1点を返しますが、その裏に2点を追加され、この回限りとなりました。
2番手は信濃GSからやってきた舘野選手が移籍後初登板。
マウンドに上がった5回はこの試合唯一の三者凡退としますが、直後の回に2失点。
3番手・遠藤選手はヒットと四球が続き、最後は満塁の場面で押し出し。
打線も4回の藤原選手のタイムリーのみとタバーレス選手を攻略できず、北九州P相手に初のコールド負けとなりました。


24シーズン 7/11 vs宮崎S@小林

火の国10-10宮崎S 規定により9回引き分け H神田、波多野 本塁打 大河3、モタ15、宮下2

一球速報より

日本の独立リーグにおける連敗記録を更新し続ける宮崎Sとの対戦、当初はダブルヘッダーだったものの、天候によりシングルゲームになりました。
火の国は4回、先頭の大河選手がレフトへソロホームランを放ち、先制すると、続くモタ選手も豪快なホームランを放ちます。
さらに小林選手、アルバレス選手、打者一巡して大河選手がタイムリーを放ち、この回7点を取ります。
5回に広畑選手がタイムリーを放ち8-0となり、直後に先発・吉村選手が2点を失いますが、6回に怪我から復帰した阪口選手が犠牲フライを放ち、9-2となりました。
しかし6回から登板した山田選手が5失点と2点差まで追いつかれます。
3番手・神田選手、4番手・波多野選手がそのリードを守り、迎えた9回。
守護神・山口翔選手が登板しますが、先頭・渡嘉敷選手にヒットを打たれると、1アウトを奪い、打席には宮下選手。
打った打球は確信歩き。
最大7点のリードを追い付かれ、試合は振り出しに戻ります。
10回のタイブレークは両軍1点ずつとり、試合終了。

イージーゲームをものにできませんでした。


【まとめ】

36戦20勝15敗1分
(記事執筆現在)KAL3位、

(首位北九州Pとゲーム差6.5、2位大分Bにゲーム差6.0、最下位宮崎Sにゲーム差21.0)


北九州Pに勝ち越しを決めて勢いに乗ろうとするも、宮崎Sに引き分け。
いいのか悪いのか不明瞭ですが、少なくともあの連敗期間よりかは上向いています。
補足すると火の国は点差がついた後、主力を入れ替えたため、戦力が落ちたと考えられます。
交代しないで最後まで戦っていれば、また結果は変わってきたでしょう。

野手では新戦力の日下部選手がセカンドのスタメンを勝ち取ると、藤原選手がDHへ移動し、打力が向上。
捕手は有田選手がマスクを被り、好調も持続。
中川選手が抜けた穴をみんなでうまくカバーしている印象が強いです。

投手では、こちらも新加入の舘野選手が北九州P戦に登板し、失点こそしたもののいいピッチングを披露しました。
テンポよく投球するため、ピッチクロック下のKALと相性がいいかもしれません。
丹選手も先発として十分な活躍をみせ、今後の期待感を抱かせる一方、クローザーの山口翔選手はピリッとしない投球が続き、今後の中継ぎの運用について注目すべきと言えるでしょう。

次回は山鹿市民で行われるSB3軍戦。
全試合、負けられない試合。
目の前の戦いを勝ち抜くだけです。

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