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【臨時特集】新監督就任‼︎ボビーサラマンダーズ、始動

こんにちは、サク来です。

本日お昼ごろ、横浜などでプレーしたボビー・ローズ(選手時代は”ロバート・ローズ”)さんが火の国サラマンダーズの新監督に就任することが発表されました。


神田社長が時間をかけて選んだという、最良の監督。
日本球界では2003年のロッテ時代以来となる、21年ぶりにユニフォームに袖を通すことになります。

※この記事では「火の国・ローズ監督」として話す際は”ボビー・ローズ”、「横浜などでプレーしたローズ選手」として話す際は”ロバート・ローズ”と使い分けさせていただきます。
ご不便をおかけするかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

Title Photo by @KpbProject

予想だにしなかった新監督


21日より開催されていた新監督就任予想キャンペーンですが、ヒントが出される度にコメント欄の本命予想は二転三転しました。
初日のヒント:セリーグの内野手では元中日の荒木雅博氏が、二日目のヒント:首位打者獲得経験有りでは昨年まで大分B在籍の内川聖一選手が、最後のヒント:外国籍では士別SBの監督就任する予定だった元中日等のトニ・ブランコ氏の予想が多く寄せられていました。

サク来自身も三日目を終えて、「ドミニカ出身の選手も多くいるし、ブランコで当確かな」と考えていましたが、まさかのまさか、ボビー・ローズ監督。
本命外れて大穴が就任したことに火の国ファンは驚きに包まれました。

NPB時代のロバート・ローズ

1軍通算成績
1039試合 打率.325(3929-1275) 808打点 167本塁打 OPS.933 守備率.982

NPB公式サイト、Wikipediaより

ローズ監督は高校卒業後、カリフォルニア・エンゼルス(現ロサンゼルス・エンゼルス)にドラフト5巡目指名を受けました。
MLBでは怪我の影響もあり思うように行かなかった中、93年に横浜へと入団。

初年度からいきなり全試合出場し打点王に輝くと、翌年以降も調子を上げ続けました。
97年からはチーム事情で4番に座り、最高出塁率をマーク。
99年には打率.369、本塁打37、153打点と圧巻の成績をマークし首位打者と打点王の2冠を獲得しました。
横浜で在籍したいずれの年も素晴らしい成績を残し、90年代の横浜マシンガン打線の恐怖の右打者として中核を担い続けました。

2000年に退団し日本を離れますが、03年にロッテに入団。
横浜時代の活躍を期待されていましたが、オープン戦での結果が振るわず野球に対する情熱が低下したと述べ、まさかの緊急退団。
シーズン開幕前のスピード退団に野球ファンの間に衝撃が走りました。

引退後は高校の野球コーチやテキサス・レンジャース傘下チームでのコーチを務める一方、横浜(DeNA)のイベントのために来日するなどしていました。


色んなカラーが入り混じる中で


シーズンオフに入ってから多くの出会いと別れがありました。
その中でこんなにも多国籍なメンバーが火の国に揃うことはありませんでした。
ドミニカ国籍のモタ選手・ファハルド選手・メレヒールド選手に韓国籍のぺ・ミンス選手、そしてアメリカ国籍のローズ監督。
ドミニカ出身選手に比重が傾いていた中で新たな道を拓きました。

コーチ経験も十分なローズ監督には火の国の打撃力アップへの期待が集まります。
米国での教えてきた経験が日本や韓国など基礎的なプレースタイルが異なる選手達に新しい刺激をもたらしてくれるでしょう。
また神田社長のコメントからミッシェル夫人も来日するとのことで、さらに日本への理解が深まる機会となると考えられます。

就任会見は来月5日に行われる予定です。
新しい火の国サラマンダーズは熊本をどう彩るのか、楽しみです。

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