【選手紹介】#25 イサエル・バエス
【ビッグダディ jr】
2023年1月、サンチェス選手とともに入団が発表されたバエス選手は、左の大砲として、退団した水本選手の穴を埋める活躍を期待された。
OP戦では中軸に座り安打を放ったり、円陣では覚えたての日本語をうまく取り入れようと努力する姿が見られ、明るい性格に惹かれるファンも少なくなかった。
全力疾走も怠らないバエス選手だったが、3月31日付けで自由契約が発表、日本での公式戦出場はわずか2試合・2打席のみにとどまり、豪快な打撃を見ることは叶わなかった。
しかし、前述の彼の性格から短い期間ながら虜にしたファンは多く、4月8日のとかげの祭典に足を運んだ際には、多くの人と写真撮影やサインに応じていた。
神田社長のコメントを見る限り、致し方ない事情があったと考察できる。
将来的にまた日本に来て、成長した姿を見せてほしい。
日本最後の打席
こんにちは、サク来です。
今回の選手紹介は、イサエル・バエス選手です。
ドミニカ出身のバエス選手は、サンチェス選手とともに来日しました。
来日前にSNS上にアップロードされた映像情報では、豪快なスイングと物凄い打球角度を残しており、20歳ながらポテンシャル溢れる姿が見られました。
23年1月19日に入団が発表され、そのままキャンプインとなりました。
OP戦や紅白戦などでは安打も記録し、サンチェス・中山選手とともに強力打線の再起のキーマンと期待されました。
開幕後は、2戦目の大分B戦と5戦目のSB3軍戦にそれぞれ代打で出場しますが、どちらも凡退。
まだまだアジャストしきれていないと思わせていた矢先の4月1日、自由契約が交付されました。
日本での最後の試合は、大福ロジスティックとのOP戦となり、わずか2試合で退団することとなりました。
しかし、ファンや選手皆から愛されていたことには間違いありません。
そんな愛されたバエス選手が活躍した試合ですが、調べた限り存在しなかったので、日本での公式戦最終試合をご紹介します。
開幕4連敗真っ只中の火の国は、先発の松江投手が中盤から崩れてしまい不穏な空気が漂います。
しかし、中継ぎ陣の踏ん張りもあり、最終9回を迎えます。
先頭の仲村選手が出塁すると、猛打賞を記録したサンチェス選手に変え、代打・バエス選手を送ります。
4球目を弾き返したバエス選手でしたが、セカンドゴロで、一塁走者ホースアウト。
入れ替わったバエス選手は代走・松本陽雅選手に代わりました。
チームは9回裏を抑え、ゲームセット。
シーズン初勝利を手にしました。
退団時のコメントでは、再挑戦を匂わせる部分もあったバエス選手。
成長に期待です。
【おまけ】
帰国後、地元の友人と写るイサエル・バエス選手
藤岡コーチと戯れ合うイサエル・バエス選手
バッセンで名前を残したイサエル・バエス選手
詳細情報
成績
(Login画面が出ると思われますが、その際は"baez__25"で検索をかけて見てください)
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