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【応援歌】特殊な構成の応援歌は唯一無二を産むが多用は禁物

こんにちは、サク来です。

1月ももうすぐ中旬に差し掛かろうとしており、皆様は開幕が待ち遠しいことかと思われます。
サク来は開幕以前に今季の日程を出して欲しく、毎日悶えています。

応援団としても今月末に大きな練習会を開くので、また日常が始まるのかと思いドキドキしてきています。

今回の応援歌カテゴリーでは、現在鋭意作成中な応援歌について、複雑な構成がもたらす効果についてお話しします。


複雑な構成をする応援歌って?


ここでいう複雑な構成とは、作りが凝っているがあまり他のどこにも真似できないスタイルのことを指します。

【Aメロ】イデホ イデホ コウ コウ コウ パイティ イギョラ イギョラ イデホ イギョラ イギョラ イデホ
【Bメロ】築き上げたそのキャリアで チャカラカンセエ チョライデホ 規格外のその巨体で 会心の一撃飛ばせ
【曲間コール1】イデホ イデホ チョ ワ ラ  デホ
【曲間コール2】チョ ワ ラ  デホ

オリックス 李大浩選手 応援歌


例としてオリックス・李大浩選手の応援歌はA→B→曲間1→B→曲間2×n→B→曲間1→Aの構成をとっており、とても普通の応援歌だとは言えないです。

このよう特殊な構成はオリックスの応援歌によく見られ、ブリッジや前奏などで見ることができます。


唯一無二の構成要素


では特殊な構成は何をもたらすのでしょうか。
サク来はオリジナリティと応援団の強大さを表すことができるものだと考えています。
複雑さが増せば増すほど唯一無二の応援歌になることは間違い無いですが、その構成を構想して実現することができる、それほどのレベルを有していることも表すことができます。
そこには応援団自体の技量や実践できる人数などから生まれたものになり、自分たちもまた真似できないものを持ち合わせているというアピールにもなっています。

アピール先はいろいろありますが、特に応援しているファン達は機敏に意志を汲み取る場合があり、また選手も応援歌に関するコメントが多くなっていることから応援において素晴らしい効果を発揮していると考えられます。


火の国においては


サク来も所属する火の国サラマン隊ですが、現時点でのこのような応援歌は中山選手くらいでしょうか。

【前奏】お前が背負う宿命は 火竜の翼よ
【Aメロ】類い稀なその怪力で 白球は遥か彼方 空を架ける雄叫びは 今宵の勝鬨だ
【Bメロ】この打球に誇りを込めて 夜空へと放て 打ち上がる花火が 世界照らすまで

火の国サラマンダーズ 中山翔太選手 応援歌


この応援歌は前奏→A→B→A…と他の応援歌には無い三部構成で、前奏やABの二部構成とは違いあまり見聞きしたことがありません。
とはいえ、すぐに思いつく安直な構成ではあると言えるでしょう。
また、構成の複雑化が進むとそれについていける人は限られてきます。
オリックスのような高水準の応援団は大丈夫でしょうが、火の国サラマン隊はそうではありません。
複雑の加減を見誤ると応援団の体制から崩れてしまいかねません。

多くの応援歌の作成者はそこを見極めて作曲しています。
複雑さを排除した応援歌を作ってくれることは覚える側からしたらありがたいですけどね。


今回はここまでとなります。
普段テレビや球場で耳にする応援歌、さらにじっくり聴いてみてはいかがでしょうか。
普段気づかない事柄と出会うことができるかもしれません。

最後に、サク来の好きな複雑な応援歌を紹介して締めさせていただきます。

それでは、また。


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