【選手紹介】#1 瀬井裕紀
【カンドク・リーディングヒッターの挑戦】
22シーズン、カンドクにて打率.379に盗塁37をマークし、首位打者・盗塁王を獲得した瀬井選手。
圧倒的な成績を叩き出しトライアウトを受験、火の国入団を勝ち取った。
火の国では前半戦は主にセカンドを、後半戦では6番・レフトに固定され、負傷した松本陽雅選手・小林選手の穴を埋めた。
打撃面では苦しむ期間が長かったものの、終盤に差し掛かるとともに少しずつ復調して行き、グラチャンでも2試合ともスタメンに抜擢された。
守備・走塁はシーズン通して光るものを見せ、カンドク出身の意地を見せてくれた。
来季以降も必要な戦力であることは明確で、契約更改が待ち遠しく感じる。
快勝へ導く先頭弾
こんにちは、サク来です。
今回の選手紹介では、3代目背番号1の瀬井裕紀選手をピックアップいたします。
福岡大を卒業後、堺Sに入団。
開幕からセカンドのレギュラーを掴むと、持ち前の守備・走塁が光りました。
カンドク選抜にも選ばれると、その年の首位打者・盗塁王を獲得しチームのリーグ優勝に貢献しました。
自由契約で退団しトライアウトを経て火の国に入団、背番号は浦木選手・モタ選手に続く1を背負いました。
火の国では本職のセカンドの枠にはまらない守備適性をみせてくれ、後半戦以降は小林選手・松本陽雅選手負傷の影響で外野出場が増えました。
慣れない外野でも俊足を生かした守備範囲の広さを見せ、果敢にチャレンジし続けました。
最終成績は打率についてはKALの壁に阻まれたのか苦戦しましたが、死四球はチーム最多の42。
そこにさらに持ち前の脚力が輝き盗塁22をマーク。
出塁率は.414とハイアベレージの選手にも引けを取らない数値を残しました。
そんな瀬井選手が最も輝いた試合として、8月の宮崎S戦をピックアップしました。
前日に見事なコールド勝ちを収めた火の国。
瀬井選手は7月30日以来となるスタメンで1番・センターで出場しました。
表の守備は下川投手が三者凡退に仕留め上げ、裏の攻撃に入ります。
先頭打者の瀬井選手は、初球・2球目を見て1ボール1ストライクとしました。
迎えた3球目、この日初めてのスイングは右中間へ飛んでいき、そのままスタンドイン。
カンドク時代に記録したHR1はランニングホームランによるものだったため、プロ初となる柵越え弾、そして自身のKAL初ホームランを記録する先制弾を放ちました。
ここから打線は燃え盛り15得点で7回コールド勝ち。
その後の瀬井選手は四球・四球・死球・空振り三振と3回出塁し、そのいずれもホームに生還しました。
KALの枠を超えて挑戦の歩みを止めない瀬井選手。
その背中は進むにつれて小さく、見えなくなって行きます。
おまけ
麒麟・田村のインタビューに笑顔で答える瀬井裕紀選手
出塁して大﨑選手とともにはみ出していく瀬井裕紀選手
ファン感謝祭にのみ現れた瀬井裕紀ちゃん
詳細情報
成績
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