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【考察】2023シーズンに向けた火の国補強予想

こんにちは、サク来です。

本日は、明日に迫る「火の国サラマンダーズ トライアウト 熊本開催」を前に、23シーズンの補強予想を行ってまいりたいと思います。

Title photo by @KpbProject

22シーズンのサラマンダーズ


22シーズン、サラマンダーズはチーム一丸の下、リーグ連覇・悲願の日本一を成し遂げました。
しかし、オフに入り、昨年以上に選手の退団が起こっています。

21シーズン終了後、退団した選手が5名だったのに対し、22シーズンは11月2日時点で既に14名の退団が発表され、血の入れ替えを予感させます。

そもそも、昨年の退団5人が異常なだけで、ごっそり人数が減ることは独立リーグでは覚悟すべき事案です。
20シーズン、当時BCリーグに所属していた滋賀Bでは、18名の選手が退団しました

選手がチームから去ること以上に悲しい事はありませんが、これも独立リーグの醍醐味です。

新しい戦力に希望を抱くという意味でも、まずは22シーズン限りで退団する選手を確認していきましょう。


2022年11月4日時点
投手カッコ内は配置を、野手の:後は22シーズン主に守ったポジションを表記
”動向が不明確な選手”は過去に今年限りと述べていたor助っ人外国人選手を記載
※印は手術及びリハビリ・トレーニングによる退団する選手を記載

上の表でリストアップしていない選手も退団する可能性、また、自由契約になるも再契約する可能性もあります。ご了承ください。

今回は、退団する選手に加え、動向が不明確な選手に関しましても、チームにとって最悪のケースが発生したと仮定して話を進めて参ります。

ポジション別補強


ここからは、ポジション別補強ポイントを考えて参ります。


tierのように、重要度が高い事項ほど上に位置します。

SS:右腕投手(先発&中継ぎ)

真っ先に補強されると考えられます。
先発を任されていた猿渡選手と佐野選手、セットアッパーを務めた橋詰選手、クローザー西島選手の退団。
更に、武内選手と源選手の一時離脱により、残された右腕は4名(内先発は1名のみ)となりました。
チームを稼働させていく上でも、投手の駒不足は命取りになります。

今季は大量の補強が考えられます。

S:左腕中継ぎ

手厚い補強が行われると考えられます。
22シーズン、唯一の左腕リリーフ専門投手・徳橋選手が防御率0点台、24試合を投げ自責点たったの1と圧巻の成績を残しました。
その徳橋選手が退団されて、チームには左腕中継ぎが存在しなくなりました。

狭い枠ですが、十分な補強が考えられます。

A:DH

補強ポイントのひとつになります。
22シーズンはモタ選手・グスタボ選手が主なDHの選手でした。
その両者が退団する可能性を考えても、打撃力が売りの選手は獲得しておきたいです。
また、助っ人2人が残留する場合ですが、シーズン終盤には課題である守備の克服のためか、本来の適正守備位置、外野及び一塁での起用が見られました。
その空いた椅子に座る人材の補強が予想されます。

21シーズンの吉村選手のような、実績を残した選手の獲得が予想されます。

A:二遊間

9月からグラチャンまでは、二塁中村選手、遊撃に髙山選手を起用する手堅いオーダーがなされました。
しかし、一年間通して戦うには、負担が大きい為、ここをカバーする選手の補強が考えられます。
橋中選手に中野選手の穴を埋める内野手の獲得が期待されます。

B:左腕先発

既存の戦略次第で補強が必要になります。
圧倒的成績で投手3冠に輝いた芦谷選手に、3完投を記録した松江選手と、布陣は盤石な状態です。
もし、芦谷選手が退団しても、右腕先発が揃えば、松江選手にその役割を任されると考えられます。

最も、最大の補強は芦谷選手の残留です。

B:クローザー

今シーズンは西島選手が務めた9回の役割。
来シーズンは実績十分の選手が担うと考えられます。
今までの成績から見ると石本投手若しくは水野選手が適任かと考えられます。
抑えのポジションは、中継ぎ補強から新たな逸材を発掘できるので、中継ぎの補強次第でしょう。

B:一塁

高橋選手・佐藤選手が抜けた一塁。
シーズン終盤にはモタ選手も守りました。
モタ選手の去就にもよりますが、いずれにしろバックアップができる選手の獲得が考えられます。

C:外野

もしここまで補強が行き届けられるなら、完璧な補強となるでしょう。
今季は新加入の小林選手・柏木選手に加え既存戦力の水本選手と松本選手が守りにつきました。
申し分ない実力で来年も向かうと考えられます。
退団された瀬戸口選手のように、守備・走塁に才のある選手がいれば、運用も楽に進められるでしょう。

C:三塁

途中加入の仲村選手がメインで守った三塁のポジションですが、本来は高橋選手が守り抜いていました。
仲村選手は途中入団ながら好成績を残しているため、そのまま三塁に固定されると考えられます。
サブの選手を補強できますが、その場合、内外野問わず守れるユーティリティプレイヤーが望ましいでしょう。

C:捕手

捕手は相変わらず盤石な体制を保っています。
守りの深草選手、打撃の有田選手、そして彼らをバックアップする西選手と21シーズンを彷彿とさせる布陣が出来上がると考えます。
補強を行うならば、退団した中島選手のように、若くて伸びしろのある選手が理想でしょう。

トライアウト 熊本開催を前に


今回は補強ポイントについて、サク来の考えを述べさせて頂きました。

明日に控える熊本でのトライアウト・他球団からの獲得選手に希望を持って来シーズンが迎えられるよう、随時チェックしましょう。

誰が入団するのか。とても楽しみです。

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