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【選手紹介】#3 植月克将

植月 克将(うえつき かつまさ)  背番号3 外野手 1997年4月9日生まれ
右投右打/岡山県/高知中央高ー明星大ー石川MS
21年 33試合 打率.176(74ー13) 打点6 本塁打0 盗塁0 OPS.408 守備率.875
22年 50試合 打率.170(112ー19) 打点8 本塁打0 盗塁0 OPS.427 守備率1.000

22シーズン終了後、自由契約。後日、引退

Baseball Times vol.52、 一球速報.comより

【お祭り男】


石川MSでキャリアをスタートさせた植月選手は、21シーズンより火の国サラマンダーズでプレーすることとなった。
元気の良さと他者からの慕われ様は彼の持ち味だ。
グラウンド内でもベンチでも声はスタジアムに響き渡る。
打率こそ満足がいく数字ではなかったが、これらのことがあったため、植月選手の存在感は大きい。
2年目となった22シーズンも苦しい1年が続いたが、逆転の口火を切る一打から試合を決定づけるタイムリーまで勝利のきっかけを手繰り寄せてくれた。
名実ともにお祭り男として、ファンに愛された。


Title Photo by @KpbProject


孤軍奮闘するエースを救う一撃


こんにちは、サク来です。

今回は創設メンバーでもある植月克将選手をご紹介します。
お祭り男との異名を持ち、ベンチでもグラウンドでも明るくチームを盛り上げてくれました。
試合中に聞こえてくる野太い声はスタジアムに響き渡り、応援団はその声に誘発される形で再び活力を取り戻しました。
また、その姿に心を打たれたファンも多く、代打で藤崎台のビジョンに映った時の歓声は並々ならぬものでした。

在籍された2年間はどれも苦しい時期が続きましたが、それを感じさせない活発力に助けられました。

22シーズンオフに自由契約となり、KALのトライアウトに参加されるなど、現役続行の道を模索されていましたが、年明けの1月に現役引退を発表されました。


植月選手、お疲れ様でした。

そんな植月選手が最も輝いた試合として、22シーズンの大分B戦を選びました。

22シーズン 5/28 vs大分B戦@佐伯中央病院スタジアム

火の国2ー1大分B ○芦谷 ●松田 H橋詰 S西島

一球速報より

この日の先発の芦谷投手は援護に恵まれませんでした。
5回まで被安打2と大分打線を封じ込めますが、火の国打線が大分B先発の岡部投手を崩せずにいました。
8番レフトでスタメン出場だった植月選手は第一打席でヒットを放ちますが、中々その後が続きません。
すると、6回ウラ。
芦谷投手がヒットとデッドボールでピンチを作ると、今季より火の国でプレーする山口嶺生選手のタイムリーヒットで先制点を奪われます。
芦谷投手が孤軍奮闘する中、8回からマウンドに上がった松田投手から、こちらもヒットとデッドボールで2死からチャンスを作ります。
2死1・2塁で打席に立った植月選手。
1ストライクで迎えた2球目。
松田選手の内角に入るボールを叩くと、ライトを守っていた山下選手の更に右に落ち、逆転となるタイムリーとなりました。
三塁を陥れようとした植月選手でしたが、返球が間に合いタッチアウト。
そのまま逆転打に沸いたベンチから手厚い祝福をもてなされました。
その後は、橋詰投手、クローザーの西島投手がきっちり締め勝利を収めました。


植月選手にはファンが多くつく。それは成績だけでなく、そこ抜けた明るさによるものだろう。
(画像は別日にMVPに選ばれた時の写真)
Photo by @kpbProject

野球から新しい道に進む植月選手。
その背中は光り輝く勇姿を見せてくれるでしょう。

おまけ


スイングした植月克将選手


サングラス姿がよく似合う植月克将選手


佐藤投手とハイタッチを交わす植月克将選手


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成績


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